25年ほど続けてきた海水魚水槽を淡水水槽に切り替えることにしました。目標は東南アジアの緑の水景で、メンテナンスフリー水槽をめざします。
ということで、濾過槽に入っていたサンゴを取り出して淡水用の濾材に入れ替えました。5年間全然洗浄していない海水濾材がこれ。
素人目にはただの汚いサンゴですが、海水魚マニアがみれば喉から手が出る逸品ですぞ。なんせ5年間無洗浄、無換水を維持してきた濾材で、まさにバクテリアの塊。それもただのバクテリアじゃなくて脱窒バクテリアがたんまり含まれてる\(^o^)/
濾過器はエーハイム2260改w
というのも、2260のポンプ1260だと流量が多すぎて淡水魚が洗濯機のようにかき混ぜられてしまうので流量が半分(2000L/h->1000L/h)の1250に変更した。チャンバーは2260用で容量が18Lもあるし、ドレインコックが付いてて便利。
濾材はシポラックスとエーハイメックを半々で15Lくらい投入。ハッキリ言って淡水ではこんなに大量の濾材は必要ないんだけどタンクがでかいのと手元に大量の濾材が有ったので全部ぶち込みました。それでも容量が余るので濾材の上に止水域をつくり、脱窒を目論んで厚手のスポンジでぐるぐる巻きにした還元BOXを二個仕込みました。還元BOXは海水で効果抜群だったので淡水でも硝酸濃度を低下させてくれると期待しています。
それで、今日の状態がこれ、ぷかぷか浮いてるのは琵琶湖で拾ってきた流木。重そうなのを選んだつもりだけど浮きますねw 水につけてりゃそのうち沈む かな?
水は白く濁っています。というのも、濾材を立ち上げるため3週間ほど前から濾材だけ魚の餌とアサリを大量にぶち込んで水回しをしてたのでバクテリアが大量に発生しています。フイッシュレス・サイクリングというやつです。亜硝酸はすでに全く検出されないのでろ過自体は立ち上がっていると思います。ただ、余りに富栄養状態だったので従属栄養細菌が大量発生しているのでしょう。そのうち澄んでくると思いますので追って報告します。
pH 7.1 水温 25.6℃ 亜硝酸 0.3mg/L以下 TDS 未測定