あまりネタがないのでパラグライダー用のヘルメットをヤフオクでgetした話でも乗っけます。
パラを飛ばす場合ヘルメットは必須です。なんせ、スタ沈といって飛び立つ瞬間に墜落したり、ランディングの際に転倒して頭を打つなんて事はよくあるし、飛行中に墜落して木に激突なんてこともある。
今回購入したのはフルフェイスで重量がなんと873gの軽量ヘルメットです。ヘルメットにも頭部だけ保護するものと、フルフェイス・タイプがありますがパラグライダーの場合、高速直進で林や地面に接触する可能性が高いので、顔面保護機能のあるフルフェイス・タイプが宜しいかと。実は知り合いのパラグライダー乗りで、鼻の骨を折った御仁を知っているのでフルフェイス・ヘルは必須かなと思っています。
このヘルメット、軽量で見た目は子供用みたいですが、実はSNELL規格品なのです。
SNELL規格というのは世界で最も厳しいヘルメットの安全規格で、これを取得するには相当の技術力とコストがかかります。SNELLというのは人の名前でピート・スネルというカーレーサーがヘルメットの不備で事故死したのを受けて、スネル記念財団という民間組織が規定している規格です。なんだ、民間規格か...などとは思わないほうが宜しいかと この規格は5年ごとに規格を必ず厳しく改定する事で知られています。これは技術は必ず進歩し安全は最高のレベルを追求するべきだという信念に基づくものです。
ということでこれを被れば頭と顔面は大丈夫... でもないのです。実は芝生や雪に頭を打ち付けるとヘルメット・頭蓋骨は割れなくても脳が内部でシェイクして動脈が切れ脳出血で一巻の終わりというケースが特にスノーボードでよくあります。これを防ぐには腕や手首がたとえ骨折しても手を付く事です。まあ、何事も運次第ではありますね...