徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

鶏足寺

2013年11月21日 | 旅行

今年もそろそろ紅葉が見頃です。今日は家内と湖北にある鶏足寺に行ってきました。 http://www.biwa.ne.jp/~yumekosh/kokohan/keisokuji.html

紅葉はここ数日の冷え込みでとても色づいています。

鶏足寺は最澄が再興した湖北の比叡山と言われる大寺で多くの僧坊跡などが残っています。

そういえば案内の立看板に上のような事がサラリと書いていました。製鉄は高温の還元処理が必要なかなり難しい技術で、弥生時代には朝鮮半島からの輸入に頼っていたというのが定説です。それがこんな北近江の山奥で最初の製鉄... 朽木の渡来人と関係が有るのでしょうか?

晩秋の琵琶湖には水鳥が集まっていました。


肋骨、その後

2013年11月05日 | パラグライダー

10月21日に書いた肋骨の痛みですが、あれから一週間ほどかなり痛みました。まず、夜寝るとき横を向くとか俯きになるとかすると酷く痛むので、とにかくひたすら仰向けで寝ているしかなかった。また、毎朝のランニングに出ようとすると走る振動で痛むのでとても走っていられない。やはり、ヒビが入っていたのだと思います。しかし、その後10日目ぐらいから痛みが引いてきて2週間経った今では痛みはほとんど無く、ランニングも出来るようになりました。ただ、局部を押さえると、まだ少し痛みは有ります。まあ、全治2週間と言うところでしょうか。ちなみに、病院には行かないで直しました。


尼崎変死事件に思う事

2013年11月01日 | 文明

昨日、尼崎連続変死事件の地裁判決が出た。主犯の角田美代子は拘留中に自殺したが、残りの共謀したとされる3人に関して有罪判決となった。

この3名に関する精神鑑定で奇妙な名称が出てくる。学習性無力感、明らかな精神障害は無いが、善悪を判断する能力が失われるか、著しく損なわれ、行動を制御する能力が失われた状態、とされている。

鑑定書を書いた精神科医は理解していないようだが、これも二分心(Bycameral mind)の典型的状態だ。 角田美代子の強圧的圧迫の下で彼等は自意識を無くし、二分心の命令にのみ従うモードに移行していたと考えるべきだろう。

この有罪判決は本当に正しい判断だろうか? 結論から言うと、この3名は無罪になって社会生活に戻っても角田が死んだ今となっては再犯の可能性はゼロだろう。二分心の状態のヒトは自意識を失っているので、その行動は命令者の指示に従うロボットと同じだ。ロボットを罰したところで意味は無い。全てのヒトは、古代においてそうであった様に、誰でも状況次第で二分心になり得る。よって、この事件の責は角田美代子その人個人のみに帰するのでは無かろうか。

この事件は我々に不気味な感じを与える。その理由は我々が太古の時代に持っていて、今は失ってしまった感覚を呼び起こすからに相違ない。今でもヒトは状況によって、二分心モードに退行し得る、という事は覚えていたほうが良いだろう。