徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

美味しんぼ 低線量被曝について

2014年05月19日 | 福島原発

私は原発は廃止すべきだと思っています。理由は簡単で原発は発電コストが高すぎる。このコストには核廃棄物処理コストが当然含まれます。核廃棄物は10万年の半減期を考慮した処分が必要で、大変な手間とコストがかかります。もし核廃棄物処理に目をつぶって使い続けるとしたら、それは将来にツケを残して、今いる人間だけが甘い汁を吸うということであり、全くの不条理です。

いっぽう最近、漫画美味しんぼで福島での鼻血が話題になっています。作者の意図するところは低線量被爆の影響で鼻血が出たり、疲れやすくなっているという事を書きたかったようです。ところが、この低線量被爆については医学的に驚くべき事実が明らかになっています。

成層圏を飛ぶ航空機の乗務員(パイロット、スチュワーデス等)は地上勤務に比べて宇宙放射線被爆を強く受けます。欧州ではこの問題に対する厳密な調査が行われ、その結果として長時間フライトの乗務員は地上勤務に比べガンの発生率が60%程度に低下する事が判っています。

また、英国では放射線科医の死亡率を調べていますが、これまた一般人、ソーシャルクラス1(セレブ階級)、一般臨床医に比べて50%くらい低いことが確認されている。

その他、アメリカでは原子力空母や原子力潜水艦を作るドッグで働く作業員の寿命がやたら長いことや、1983年に台湾で起きた建築用鉄骨に放射性コバルト60が混入しそれを使ったアパートに住んでいた住人のガン発生率が低いこと、中国やインド、ブラジルにある自然放射線の強い地域に住む住人の寿命が長いことなど多くの例が確認されています。

日本でも長崎・広島の被爆者のご老人達が元気でカクシャクとしておられる事や、東京で戦前の夜光時計にぬるコバルト塗料の上で60年以上暮らしていたお婆さんがピンシャンしていた例などがあります。

もちろん、強い放射線を短時間に受ければ人間は死亡します。問題は累積放射線量と共にその放射線密度なのです。弱い放射線密度で長時間被爆しても人には影響が無い、というよりむしろ健康になる、と言う事が実証されているのです。もともと生体にはDNA損傷を改修する機能が備わっており弱放射線は恐れる必要は無いと言う事ですね。

これは冗談ではなく本気で言うのですが、福島県は将来日本の長寿県になると思いますよ

参照; http://homepage3.nifty.com/anshin-kagaku/sub081128kondo.html

 

 

 


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2 コメント

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難しいね(´Д`) (にゃ~)
2014-05-20 10:49:18
けど…本当に長生きならビックリ(@_@)
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Unknown (Unknown)
2014-05-20 14:22:23
これは本当の話だよ 長崎・広島の原爆被爆者のおじいさんやら、おばあさんの元気なこと!
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