今日は、大阪で記者会見を行いました。
演出の松本祐子さん、ピッコロ劇団員の孫高宏・森好文・今井佐知子・山田裕が出席して、各紙の演劇記者の方々公演の見所や抱負などをお話しました。
今回の作品は、「欲望という名の電車」「ガラスの動物園」などで有名なテネシー・ウィリアムズが、27歳の時に書いた作品。
フィラデルフィアの刑務所で起こった実話をもとに書かれた衝撃作が、60年の歳月を経て1998年にロンドンで上演、その後、ブロードウェイで大ヒットし、今回が待望の関西初上演になります。
舞台は1938年のアメリカの刑務所。
私腹を肥やす悪徳刑務所長に虐げられた囚人たちは、ついに命がけのハンガーストライキに立ち上がる。
所長と囚人たちとの激しいバトル、囚人と所長秘書とのロマンス、囚人たちの間に生まれる友情・・・。
バイオレンス活劇のような展開を見せながら、その中に極限下におかれた人間の心理を鋭く突き、果てしない自由への渇望、人間の本質への探求といった、現代性が浮かび上がる感動作です。
どうぞ、お見逃しなく。
広報☆古川