ピッコロ劇団公演「あまに唄えば」が終わりホッと一息する間もなく、今日から文学座公演「麦の穂の揺れる穂先に」の舞台仕込みが始まりました。
いよいよ公演は12・13日です。
4年ぶりの江守徹さん主演、小津安二郎監督の名作映画「麦秋」「晩春」をモチーフに
平田オリザさんが書き下ろし、そして、戌井市郎さんの演出という話題作。
父娘の揺れる心情を優しくあたたかく、ユーモラスに描いて好評です。
東京公演でも各紙の劇評で高く評価され注目されています。
その一部を抜粋してご紹介します。
●朝日新聞(6/4付)
「(中略)戌井市郎演出の細やかな叙情と、巧みな文学座演技陣を前提にした、滋味と笑いのある家庭劇になっている・・・」(山本健一)
●毎日新聞(6/7付け)
「(中略)懐かしく、いとおしい感情がわき起こってくる舞台である・・・」「劇団らしいアンサンブルの妙」(高橋豊)
●スポーツニッポン(6/3付)
「(中略)江守が男親の寂寥(せきりょう)感を上手く出し栗田も好演。金内喜久夫、藤堂陽子、倉野章子らベテラン陣がさりげなくいい。・・・」(木村隆)
また、明日12日(土)の公演終演後、1階展示室にて演出家・戌井市郎さんと舞台写真家・清水博純さんによる≪ギャラリートーク≫を開催します。
「清水博純舞台写真展『女優伝説』~至高の美 杉村春子/太地喜和子~」とあわせてお楽しみ下さい。入場無料。
■文学座公演「麦の穂の揺れる穂先に」
6月12日(土)15:00開演
13日(日)14:00開演
[全席指定]一般5,000円 高校生以下3,000円
※当日券は開演の1時間前から販売します
広報☆古川