ピッコロ舞台技術学校の入学式が行われてから早2か月と少し経ちました。
19期の生徒さん方もようやく通学や授業に慣れてきたそんな頃。
先日、はじめての実習「舞台機構操作実習」が行われました。
3回にわけた実習で、それぞれ1日ずつ班ごとに美術・照明・音響の各セクションの操作をメインに学ぶこの授業。
「真夏の1日」と題した曲にあわせて美術班は幕の上げ下げやスモーク機械の操作、照明音響へのきっかけ出しなど。
照明班は1日の時間経過を明りで表現します。合間には花火や雷といった、フェーダー操作の大変な?ものまでありましたよ!
音響班は曲の頭出しや効果音を正確に入れるといった操作や、それぞれの音量レベルの調整などもあったようです。
生徒の皆さんにとっては初めての操作でドキドキな3日間だったのではないでしょうか。
舞台技術学校はこの後、数回の授業と月末のクラシックコンサート実習で1学期が終了。
2学期からはいよいよ希望コースに分かれての授業が始まります。
その前には「コース選択」という、1年間学ぶ中での大きな分岐点が控えているのですが、
今回の実習の手ごたえを踏まえ、みんなが自信を持って進む道を決めてもらえたらな。と願い、実習報告を終わります。
舞台技術学校担当:中川