ストーブ・ファンヒーター・コタツの恋しい季節となってまいりました。
寒さ深まる今日この頃、暖かい部屋でのんびりと読書などいかがですか?
最近寄贈されたオススメの一冊はこちら!
野田秀樹さん率いる劇団夢の遊眠社(現在は解散)が、1986年に初演した戯曲「半神」です。
漫画家の萩尾望都さんが原作・脚本化されたものを、鬼才・野田秀樹がダイナミックに舞台化。
<あらすじ>
醜いが高い知能をもつ姉シュラと、美しいが頭が弱い妹マリア。
ふたりは、半身を共有しながら、時に反発し、時に依存しあいながら存在してきた。
しかし、負担の大きさから双方ともに衰弱し、十歳を目前にして死の危険に直面する。
救う方法はひとつ。
分離手術によって、どちらか片方を生き延びさせる方法だけだった。
手術の成功で生き残ったのは、シュラなのか、マリアなのか・・・
「にぶんのいち たす にぶんのいち は しぶんのに」
「スフィンクスの謎の答えは いつも人間」
「タンゴのリズムが織りなす らせん方程式」
豊かな言葉がちりばめられた作品です!
沢山の戯曲を取りそろえておりますので、どうぞご利用くださいませ。
■資料室は12月28日(火)まで開いております。
平日 10時~17時半
土日・祝 10時~16時
資料室:内田