ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

資料室からのお知らせ

2010年12月24日 | 劇場の話題

ストーブ・ファンヒーター・コタツの恋しい季節となってまいりました。
寒さ深まる今日この頃、暖かい部屋でのんびりと読書などいかがですか?

最近寄贈されたオススメの一冊はこちら!

野田秀樹さん率いる劇団夢の遊眠社(現在は解散)が、1986年に初演した戯曲「半神」です。

漫画家の萩尾望都さんが原作・脚本化されたものを、鬼才・野田秀樹がダイナミックに舞台化。

 <あらすじ>

醜いが高い知能をもつ姉シュラと、美しいが頭が弱い妹マリア。
ふたりは、半身を共有しながら、時に反発し、時に依存しあいながら存在してきた。
しかし、負担の大きさから双方ともに衰弱し、十歳を目前にして死の危険に直面する。
救う方法はひとつ。
分離手術によって、どちらか片方を生き延びさせる方法だけだった。
手術の成功で生き残ったのは、シュラなのか、マリアなのか・・・

「にぶんのいち たす にぶんのいち は しぶんのに」
「スフィンクスの謎の答えは いつも人間」
「タンゴのリズムが織りなす らせん方程式」

豊かな言葉がちりばめられた作品です!
沢山の戯曲を取りそろえておりますので、どうぞご利用くださいませ。

■資料室は12月28日(火)まで開いております。
平日   10時~17時半
土日・祝 10時~16時

資料室:内田