7月に入りました。神戸・阪神間では雨が少なく、真夏の陽光が眩しい日が続くなかで、19人の役者が深い森の闇を駆け巡った『海賊、森を走ればそれは焰……-九鬼一族流史-』が先日、第49回本公演6ステージと県内中学生のピッコロシアター舞台鑑賞体験事業としての8ステージ計14ステージを終えました。合わせて約3700人にご来館、ご鑑賞いただきました。ありがとうございました。ご感想はいかがなものであったでしょうか?
そして、劇団稽古場では恒例のピッコロファミリー劇場『飛んで孫悟空』(8月2日/3日)に向けたマイムや歌の動きが、日々加速しています。別役前劇団代表の手による2005年の書き下ろしは3回目の上演です。過去と現代の旅人が往くちょっと風変わりな「西遊記」。新しい舞台創造表現にチャレンジします。幅広い世代のそれぞれに楽しんでいただきたい。
暑い暑い夏もピッコロシアターのホールは、連日の多彩な音色や踊り、演劇のイベントで盛りだくさん。多くの皆様方のご来場をお待ちしています。
館長:大鳥