「別役実フェスティバル」は、18の劇場・団体が参加して劇作家の別役実さん(前ピッコロ劇団代表)の作品を連続上演する企画で、現在、開催中ですが、4月11日(土)、東京・文学座の第一稽古場で開幕パーティーが開かれました。
フェスティバルの発起人の演出家の鵜山仁さんをはじめ、実行委員の方々、各参加団体の代表者、交流プロジェクト出演者ら約80名が参加。
ピッコロシアターからは、大鳥館長、三砂劇団部長、劇団員の平井久美子、眞山直則と、広報の古川が参加しました。
ピッコロ劇団は、ファミリー劇場「さらっていってよ ピーターパン」(8月ピッコロシアター、12月兵庫県立芸術文化センター)
でフェスティバルに参加します。
また、フェスティバルの交流プロジェクトとして、「別役実を読む、聞く、語る」をピッコロシアター文化セミナーとして開催します(7月ピッコロシアター)。
パーティーでは、参加団体の代表者が、それぞれ抱負を発表。
ピッコロ劇団からは、平井さんが挨拶しました。
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「関西からの参加は、ピッコロ劇団だけ。楽しい舞台をつくり、関西から広く別役さんの作品の魅力を発信したい」と語る平井さん。
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(左から)発起人の鵜山さん、平井さん、眞山さん
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7月の「別役実を読む、聞く、語る」のリーディングとシンポジウムに出演される文学座の金内喜久夫さんと平井さん
別役さんご本人は、病気療養中のため一時入院されていましたが、現在は、ご自宅で、9月に上演される文学座さんの新作を執筆中のため、大事をとっての欠席されましたが、ずいぶん回復されたということが実行委員から報告されると、会場から安堵と喜びの声が。
各団体はそれぞれ異なる場所、期間に公演を行うため、フェスティバル参加者が一同に会する貴重な機会となりました。
【フェスティバル参加団体】
北九州芸術劇場、新宿サニーサイドシアター、LAVINIA、劇団青年座、劇団俳協、Pカンパニー、劇団俳優座、劇団民藝、劇団キンダースペース、名取事務所、劇団銅鑼、文学座、テアトル・エコー、山の羊舎、演劇集団円、劇団昴 ザ・サード・ステージ、新国立劇場、兵庫県立ピッコロ劇団(18団体)
業務部 古川