演劇が果たす社会的な役割について書かれた書籍・3冊をご紹介します。
九鬼葉子著『関西小劇場30年の熱闘~演劇は何のためにあるのか~』晩成書房 3,240円(税込)
関西小劇場の歴史などが丹念に取り上げられ、表現する意味、演劇を見る楽しさと意義がわかり易く書かれた充実の一冊。
ピッコロシアターも紹介されています。
内田洋一著『危機と劇場』晩成書房 2,160円(税込)
阪神・淡路大震災、東日本大震災が起きた時、困難な状況にあった人々がどのように振る舞い、劇場はどのような存在でありうるのか実例を紹介する一冊。
ピッコロ劇団が、阪神・淡路大震災の時に行った「被災地激励活動」についても紹介されています。
国際演劇評論家協会日本センター・新野守広・西堂行人・高橋豊・藤原央登編
『轟音の残響から』晩成書房 3,024円(税込)
震災と原発事故後の演劇人の活動を振り返り、演劇の意義を再確認するための一冊。
ピッコロシアター、ピッコロ劇団の活動についても触れられています。
ピッコロシアター資料室で閲覧・貸出しています。
詳しくは、お問合せください。06-6426-1940
資料室担当 戸川