ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

兵庫県立山の学校

2019年02月02日 | ピッコロ劇団

1月25日(金)、兵庫県立山の学校の生徒7名がピッコロシアターへ。

例年は、演劇ワークショップのためピッコロ劇団員が講師として学校を訪問しているところ、今年度はバックステージ見学などを加えて、ピッコロシアターで授業を行いました。

ステージ鑑賞に来たことはあっても、舞台や装置などを見学するのは初めての生徒達。

音響室、照明室で実際に機材に触ったり、スポットライトを当てることになった時は、劇場担当者の説明を熱心に聞いていました。

スポットライトは手元のレバーで光源の大きさや方向を調整しながら動かします。

生徒達は、初めてとは思えないほど上手に舞台上の劇団員の動きに合わせてライトを当てることができていました(上)。

ピッコロ劇団員の山田裕と中川義文によるワークショップ(上)と奈落見学の後、舞台の音響設備を使って学校案内のナレーション作りに取り組みました(下)。

朗読担当、BGM担当、効果音の作成担当に分かれ、交代しながら2回録音します。

読み始めのタイミングを計りつつ、ナレーションを邪魔しないようにBGMの音量を整え、身の回りの物をうまく使って効果的な音を表現するには、全員がそれぞれの役割をきちんと果たす必要があります。

限られた練習時間、収録時間にも関わらず全員で協力することで素敵な学校案内が出来上がりました。

半日とはいえ盛りだくさんのメニューをこなし、生徒達にとって充実した時間となったようです。

劇団部 塩野