ピッコロ劇団公演「銭げば!」は、本拠地ピッコロシアターでの上演を終えましたが、来週は、いよいよ県内公演へ。
6月11日(火)小野市うるおい交流館エクラホール
6月14日(金)は太子町立文化会館あすかホールで上演、地元の中学生もたくさん鑑賞される予定です。
そこで、先週の「トライやる・ウィーク」宝塚市立南ひばりガ丘中学校の生徒さんが、「銭げば!」鑑賞のポイントを書いてくれました。
ぜひ、ご鑑賞の手引きにしながら「銭げば!」をお楽しみください。
【南ひばりガ丘中学校 丹羽さんより】
① 登場人物の服装
服装の見てほしい所は、柄ではなく、それを着ている人とアルパゴンの言動について注目してください。
② 舞台セット
少し「洋風」のセット!
額縁のようなつくりに紫色のカーテンが川のように下から流れています。
それは、まるで、額縁の中と外で、別世界がつくりだされているようです。
③ 舞台の真ん中に置いてあるイス
そのイスは最初から最後まで、舞台の真ん中に置いてあり、そこに色んな人が座り、物語の中心となっています。
なぜ、置いたままなのか?なぜ、そこに置くのか?あなたの予想を立ててみてください。
この他にも、演出家がつくった「なぞ」や「ひみつ」はたくさんかくされています。
それを見つけ、自分なりに解いて、舞台を楽しんでみてください。
【南ひばりガ丘中学校 山直さんより】
Point1
・超がめついアルパゴンが、周りの人をどのように見て(見ていないのか?)話しているのか?
Point2
・どの役の服装(衣裳)が、「いつ」「どこで」変わっているのか?
Point3
・いつも舞台のどこかに静かに座っている真っ白なドレスの女の人。その人の正体とは…?
この3つに注目しながら「銭げば!」をご覧ください!
公演詳細
http://hyogo-arts.or.jp/piccolo/event/detail/?id=270