4月9日(金)~11日(日)、ピッコロ劇団オフシアターVol.37「もういちど、鴨を撃ちに」全5公演を上演いたしました。
本来昨年4月にオフシアターVol.36として上演予定でしたが、公演直前の4月7日に新型コロナウイルス感染拡大により全国に緊急事態宣言が発出され、ピッコロシアターが臨時休館、これに伴い「もういちど、鴨を撃ちに」も上演中止が決定しました。
昨年から今年にかけて、たくさんの方からピッコロ劇団にあたたかいメッセージや励ましの声をいただきました。
1年間「もういちど、鴨を撃ちに」の上演を心待ちにしてくださった皆様、いつもピッコロ劇団を応援してくださっている皆様、そしてご来場いただいた皆様すべてに心より御礼申し上げます。ありがとうございました!
<公演アンケートより>
・とても心が揺さぶられました。コロナ禍で、努力や何気なく続けていた事ができなくなり、自分の足場がなくなったような不安と、その不安に気づかずに人に当たっていた1年前の自分を思い出しました。(20~30代)
・とにかく堀江さんの命を削るような渾身の演技に圧倒されました。ここに達するまでにどれほどの苦しみと努力を超えられたのか…想像を絶します。今、この瞬間に生で劇場で観られたことにとても価値のある作品でした。「再演してほしい!」を超えて、「今観てよかった!」と思える時間でした、ありがとうございました。(40~50代)
・久しぶりにプロのお芝居を生で観ました。素晴らしかったです。舞台が旧ソビエトで、日本人にはあまり馴染みのない鴨猟の話、最初その世界観に入っていけるか不安でしたが、全くそんな心配は無用でした。親子、夫婦、友人関係いろいろな人間ドラマが詰め込まれて、あっという間の2時間20分でした。やっぱり生の舞台、いいなぁと実感しました!(40~50代)
・主人公が、人間なら誰しも持っている弱さを体現しているように感じました。
今回の舞台では主人公のダメなところが主に描かれていましたが、きっと仕事ができて人間関係も良好に保てるという側面も持ち合わせているのだろうと思います。友の支えがその証拠です。良いところも悪いところもどちらも見える人間らしさがあるからこそ、主人公のことをいとおしく思えるのかなと思いました。(10代)
・とても面白かったです!
ガリーナさんに感情移入してしまい、胸が苦しくなる場面がたくさんありましたが、物語の終盤には、登場人物全員が愛おしくなりました。(20~30代)