ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

文学座公演「初雷」舞台稽古

2009年09月10日 | 主催事業

いよいよ明日に上演が迫った文学座公演「初雷」。
今、最終のリハーサルが終わりました。
良いお芝居を観た後は、やはり幸せな気持ちになります。

一見強そうに見える女性たち。
でも、突発的に起こる出来事に弱さやもろさを露呈してゆく・・・。
等身大の登場人物たちの機微に、観客はそれぞれの立場で感情移入し、川ワールドに魅せられてゆきます。
今回も、女性の自立と家族の絆を静かに問いかけます。

全国に感動を繋いだ『野分立つ』と同じく、主演=倉野章子、作=川照代、演出=藤原新平という組み合わせで、感動深い舞台です。

明日11日(金)18:30 と、12(土)14:00  ピッコロシアター大ホールにて上演。
12日の終演後には、出演者によるアフタートークもあります。
一般=5,000円 高校生以下=3,000円 
当日券もご用意しています。

広報☆古川


ちょっとした「地域密着」

2009年09月05日 | ピッコロ劇団

13日から始まる県立ピッコロ劇団オフシアター「三人の盗賊」に向けて、舞台美術担当の劇団員高家礼子が事務所前でセットを製作中、下校途中の小学生の3人組が・・・

子「何やってるん?」
高家「これ?暖炉って知ってる?」
子「ウン、知ってる、それをつくってるの?」
高家「そう、お芝居で使うやつ」
子「すげぇ! ほかにもつくるの?」
高家「私一人じゃなくって、たくさんの人がみんなで作るよ」

 


こういいながらどんどん色を塗っていく。
子供たちが興味を持ってじっと見ています。

物づくりの現場に興味を示す子供達の目はキラキラ。
もしかすると次代の美術家がここから誕生するかも?

ちょっとした「地域密着」の光景、何となく昭和の下町みたいです。

県立ピッコロ劇団オフシアター vol.22

八木柊一郎=作 眞山直則=演出

「三人の盗賊」

出演=和田友紀 高嶋好美 角朝子 木村保 原竹志 今仲ひろし

9月13日(日)午後2時
9月15日(火)午後2時/午後7時
9月16日(水)午後2時/午後7時
9月17日(木)午後2時

<入場券>
前売 2,000円 当日2,500円(全席自由)

ピッコロシアター事務所
塚口さんさんタウン(3番館1階インフォメーション)
ローソンチケット 0570-084-005 (Lコード53863)

HP管理:安積


演劇学校・舞台技術学校 2学期始まる

2009年09月03日 | 演劇学校・舞台技術学校
9月に入りましたが、まだまだ残暑厳しいですね。
1か月の夏休みを経て、ピッコロ演劇学校・舞台技術学校の2学期が始まりました。

久しぶりに生徒のみなさんを迎え入れた事務所も賑やか。
休みの間に生徒たちで海やプールや花火を楽しんだ話も飛び出して、「青春やねぇ~~~」 と、ちょっぴり羨ましく。


演劇学校では、谷省吾先生の授業「即興~共演する?」にて、相手と呼吸をあわせる演技の勉強。
ピッコロ演劇学校のOBでもあります谷先生。「先生」というより「先輩」のようなあたたかさの授業になりました。

(谷先生写真を入れて下さい)


舞台技術学校は、2学期に入りいよいよ「美術・照明・音響」コースに分かれての授業が始まりました。
音響コースは4名の少数精鋭授業です。
これからの授業内容は1学期よりも深く、濃くなっていくことでしょうね。



また、10月末に予定されている「合同前期発表会」に向けて、演劇学校生・舞台技術学校生合同での授業も行われ、中ホールの機構などを全員で学びました。



これからは演劇学校・舞台技術学校とも、前期発表会に向けた授業内容になっていきます。
みんなにとって実り多い公演になるよう頑張っていきましょうね!


舞台技術学校担当:中川

劇団員・鈴木田竜二 ついに帰国!

2009年09月01日 | ピッコロ劇団
文化庁の新進芸術家海外留学研修員としてアメリカに留学していた劇団員の鈴木田竜二が、1年間の研修期間を終え、ついに帰国しました!

舞台監督として、いつも力強く我々を支えてくれていた頼れるアニキ・鈴木田。

元気そうな姿に、ミーティングルームや劇場事務所では、早速、劇団員やスタッフに囲まれて話題の中心に。
1年ぶりのその姿は、一回り大きくなったよう(中身も外観も!)。

11月のピッコロ劇団公演「モスラを待って」の舞台監督に就きます。
私たちも、“鈴木田を待って”ましたよ~

アメリカでの奮闘ぶりは、into25号(2009年6月発行)にも詳しくレポートされています。

広報☆古川