『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

2022-06-14 22:37:50 | 日常
去年の今頃と比べたら、もしかしたら10倍くらいの方々と交流しているかもしれません。

世の中の気配もかなり前向きのwithコロナになってきて、もちろんマスク越しで、配慮しつつの交流だけれど、本当にドドドっと人と会うことが増えました。

コロナ禍以前は、こんなに忙しい日々を送っていたのだったっけ?と少し不思議な気もしています。

急に時間が早送りになったような6月となりました。

・・本当に、何と今まで、ゆっくりまったりと過ごしていたのだろう・・

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通常のレッスンに加えて・・

・新しい生徒さんのレッスン。
「全部、メウロコですが、どれも良いですね。こんなにラクに出るなんて!?」
とこの奏法を気に入ってくださったようで、良かった。
特に「火焔」と「コモドドラゴン」がヒット。

・楽器店の発表会。
 皆様、過去最高の出来を更新中で、とても嬉しい。来年も楽しみ。

・伯父の御通夜で従姉たちと久々に交流。
小さい事から親しくしていた憧れの3姉妹。お互いみな還暦を越えてしまったけれど、中身はみな変わっていなくて、とても懐かしかった。母の面影、叔母たちの面影が従姉たちの後ろ姿や、ふとした仕草にも感じられて、ああ同じ一族なのだなあ、と改めて思う。

・来年3月18日の世田谷「汀ギャラリー」でのコンサートの打ち合わせ。
プロデューサの丸山茂広さん、ピアニストの堀部ともよさん、フルートの赤松弥代子さんと。顔合わせだけのはずが、かなりディープな話に花が咲く。
そして、ここのお庭の素晴らしさ。丁寧に手入れされていて、さくらんぼも実っていた。
良い気の流れている場所には、良い方達が集っている。

・町内会のクリーンデイが2年ぶりに開催され、ご近所の皆様と一緒にお掃除。
お向かいのNさんがお手製のシソジュースを差し入れてくださり、みんなで日陰でいただく。道の草抜きや側溝の掃除という外での労働の後のご褒美は格別。

・東京玉翠会の幹事会もリアルとリモート併用で開催され、その後同窓生有志で宴会。
たまたまワイン好きのD先輩の隣だったため、ボトルで注文されていたバローロを何杯か御馳走になってしまった♪ 御馳走さまでした。

・藤原歌劇団所属のソプラノ歌手の富原淑子さんは高高の後輩で、以前東慶寺コンサートでも共演したことが。
3月26日の私のコンサートを聴いてくださり、その後、是非に、とオファーしてくださり嬉しい。打ち合わせを兼ねた女子会、楽しかった。こちらも刻々と企画が進行中。

・高校同期で、高松の馬場呉服店・店主、富田久美子さんが久々に東京で展示会開催とのことで、西荻窪まで出向く。大盛況の中、お互いに「お変わりない」とエール交換。
あれこれと欲しいものだらけでしたが、ぐっと我慢して、可愛い帯締めだけ新調。

・プチ神田会が久々の急遽開催で、渋谷のレストランで同窓生とそのご家族で集う。
同窓生の何人かは幹事会でもお会いしていたけれど、そのご家族たちとは本当に久しぶりで、とても懐かしかった。みな、東慶寺コンサートを始め、様々な機会でもお世話になった方達。

・85歳になられたフルート・佐々木親綱先生のお誕生日を祝う記念コンサートが新大久保・ダクで開催。
流派、個性、使用楽器がバラバラでも、一つの音楽に向かって調和している良いアンサンブル。親綱先生のフルートは深くしみじみと愛情深い響きだった。

・会場では、数人から「レビュー、読みましたよ。」と声をかけられる。
・・みな、結構読んでいるんだなあ・・
「いつか、ご一緒させてください」というオファーを中堅笛吹きからいただいたり、
音楽家講座のことを聞かれたりと、あのレビュー記事がきっかけで、色々と興味を持ってくださる方が増えているのを実感。感謝。

・沢山の笛吹き仲間と再会。笛吹き仲間との宴会も久しぶり。
みんなで植村先生や川崎先生の思い出話。
・・久々のシンデレラタイム越え帰宅が新鮮だった・・


・明日は、甲野陽紀先生が主宰する甲野善紀先生の講座。
先生はまたかなり変化されているとのことで、どんな場となるのだろう??
きっとここでも懐かしい門人の方々にお会いできそうで、こちらも楽しみ。

・金曜日には関西の植村門下の笛吹き仲間が上京されるので、一緒にランチ。
 

・そして来週22日は音楽家講座。
今回も濃い集いとなりそうで、これまた楽しみです。

・月末には、また弟を訪ねて。
私とは正反対の、質素倹約かつ落ち着いた理数系の弟との会話は、いつも新鮮で面白い。

・翌日は曲選びのために、堀部さん、みよちゃんとスタジオで音出し大会。
ついついがっつり本格派ばかりやりたくなってしまうけれど、やはりお客様のことを考慮しての選曲優先にしないとなあ、と思案中。



改めて、なんと沢山の良いご縁をいただいているのだろう、と感謝です。
「縁起」という言葉を知ったからこそ、ようやく考えが至るようになったのだけれど、
沢山のご縁の中で生かされ、生かし合っているのは、まるでテンセグリティーの構造そのものじゃあないかしら?とふと思う。

それはそのまま甲野先生の術理にも通じるし、つまりは、私が目指しているフルート奏法の究極の原理じゃないか?!と今気付く。

「部分ではなく全体で」と、もう2003年から言っていたというのに。
楽器演奏のためだけの術理としか捉えられていなかったのだなあ、と今頃ですが、メウロコでした。

どのご縁も、一つ一つ大切に育んでいきたいと思います。

・・決して宴会が好きなだけではありません・・

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今回、着物で出没することが多かった。
単衣を着たのは5年ぶりくらいかもしれません。
夏の着物は暑いので、ずっとおさぼりしていましたが、ここ数日は着物日和が続いていた。

グレーの単衣の大島に、緑の絽の名古屋帯。帯揚げ、帯締め、コートも夏仕様に。








富田さんの展示会で購入した帯締めの写真はないので、また次回。
自分では決して選ばなかったタイプのものをスタッフから勧めていただき、合わせてみたら、とても良かった。一気に若返ったというか、引き締まった感じも。

半襟は先月の紫色が気に入っていたので、今回も。
こなれた感じにもなるし、私の顔色はオークル系なので、白よりも、むしろ顔色が冴えて見える気もします。
本当に沢山の方から「似合っている」とお声がけいただけました。ありがとうございます。初夏、夏の着物というのは、多分冬場の袷よりも、珍しいということもあるのかもしれません。今年は7月、8月も頑張って、せっせと着ようと思います。




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