東京でぴら奥さんとケンカした。ぴら奥さんの実家へ行く途中、せっかく買ったオミヤゲのお菓子を家に忘れてきたのに気が付いたぴら奥さんが、30分以上考え抜いたあげく、「どこか入りやすいお菓子屋さんがあったら車を止めて」と。プッチ~ン!とキレた。ふざけるなよ、どこかぁ?、入りやすいぃ?、お菓子屋ぁ?、この渋滞中でどこにそんな都合のいい菓子屋があるんじゃ~!
「じゃぁ、アンタが運転して好きなお菓子屋に行きなよ!」と、甲州街道の真ん中(大渋滞中)で運転を代わる。ぴら奥さんは「東京で運転なんてムリ!」とか言ってるけど、「もう知らん!」と初めて新セ○ナの後席に座る。いきなりの展開に黙り込む助手席のちぴら、「ぶつけたらどうするの?」と言いたそうだけど一応黙ってる。渋滞の止まったり動いたり、車線変更、大きな交差点の右左折、バイク、自転車、大型トラックの追い抜き・・・、どれも島では経験できないシーンだけど、意外とスムーズに運転してるんだよなぴら奥さん。時々、何かに取り憑かれたようにモシャモシャと頭を掻きむしってるけど(意味不明)、さすが毎日往復30Kmのドライブをしてるだけあって、車の運転そのものは慣れてるんだな。で、なんとか彼女お目当てのお菓子屋に到着、「これなら帰りも運転できるでしょ」とぴら奥さんに言うと、「もうカンベンしてくだしゃい・・・」と。ありゃ、後ろの席って意外と座り心地がよかったから、もう少し体験したかったのになぁ・・・