ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

あれでよく合格したと思う・・・(本番スタート~降車)

2014-10-18 22:16:08 | 乗り物

 初体験の大型ホイルローダーに乗って「こりゃ一発合格はダメかな?」と思ったけど、100mほど走ったら少しコツがわかってきた。中折れ式だから前輪と後輪が全く同じ場所を通る、というコトは左折時にたとえ大回りになりそうになっても、気が付いてからハンドルを切って縁石に近づけばいい(前輪が通れば絶対に後輪は脱輪しない)。それと、バケットが停止線を越えてしまうモンダイも、一時停止のルールは停止線の2m以内に止めればいいから、かなり手前でいっぺん停まって(それが法令に基づいた一時停止になる)、それからソロソロ前進しながら確認すればいい。あとは巻き込み確認と、発進時の確認と、優先道路横断の徐行と、右左折時の寄せをちゃんとやればどうにかなりそう・・・

 しかし、予想もしなかった敵が。一緒にコースを走っている仮免許オートマ限定(ようするに無免許の人)のプリ○スちゃんがやたら危ない。もう、「牛歩戦術か!」と思うくらいゆっくりゆっくり優先道路を進んでくる。実際の路上だったら待っていられないでこっちが先に通り過ぎちゃうんだけど、法的にはプ●ウスちゃんに絶対の優先権がある。それを見落として「補助ブレーキを踏まれた!」って落第してる先輩がいたな。じゃぁ、徹底的に待ってやるぞ。「行かないの?」という感じでぴらにあをチラ見する検定官さん、その手は桑名の焼きハマグリですから。「ふ~ん、行かないんだ・・・」という感じでまたチラ見の検定官さん、「こっちは待ってるから先に行って!」と無言で手を上げて合図を送ってるし。やっぱりそうなんですか、引っかかりませんよ・・・

 次は指定速度25Km/h、それにしちゃ直線が短いな(外周の1/4くらで出せと言う)。こうなったらマ○オカート並みのダッシュだ!、アクセルベタ踏みで・・・と思ったらハンドルがジャマでスピードメーターが見えないじゃん。う~ん、何キロ出てんだろ、ちょっと怖いけど座席から乗り出してメーターを見るともうすぐ40Km/hで振り切りそう、「ハイハイ、わかったから、もういいから・・・」って感じの検定官さん。次は踏切の通過、忘れずに窓を開けようと思ったら「今日は開けなくていいです」と検定官さん、そういや本番が始まってから検定官さんの声を初めて聞いた、たぶん点数がまだ残ってるんだな。踏切を渡って方向転換に入ろうと思ったら、またプリ○スちゃんが2台、方向転換の入り口で遊んでる。このまんま進むと交差点内で待たなきゃいけなくなっちゃうから、少し踏切で休憩させて頂きます。今度はぴらにあが検定官さんをチラ見すると、「全く、困ったモンだねぇ・・・」みたいな感じで笑ってるような笑ってないような・・・

 方向転換からも無事に出た(内外輪差がないからミラーを見ながらやれば簡単だった)。しかし、交差点の場所を間違えそうになったり(コースの間違いは減点にならないけど)、プ●ウスちゃんのモタモタに巻き込まれて交差点内で信号が赤に変わっちゃったり、色々とありましたけどなんとか無事完走、バケットもほぼポールにピッタリで下ろして検定終了。「じゃぁ、下りてください」と素っ気ない指示の検定官さん、最後のドアを開ける時の確認も忘れずに、ハシゴから転げ落ちそうになりながら助手席側に向かう。「ハイ、合格予定です!」ってただそれだけ、「えぇ~っ!、なんでぇ~!」と驚く先輩方。そう、運転操作はガテン系の先輩方の方が絶対に慣れている。でも、試験場の検定はとにかく確認なんだよな。状況をちゃんと見て、その状況に応じた判断をして、安全かつ確実に操作を行って、それでいて勢いよく走ってくる。決して上手な運転である必要はないのよね。「初回は必ず落とされる」というジンクスもあるけれど、実はそんな事はなくて1回目でも検定官と同じ目線に立てれば必ず受かる。いっぺんも乗ったことがない車種でも、イメージトレーニングだけでもどうにかなるということなんです・・・(そんなのフツーはムリだもん!←ぴら奥さんの呆れた声)
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ソーラン節…

2014-10-18 11:29:45 | プチ写真館
な~んだ、大漁節やアシタバ音頭じゃないんだ…
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あれでよく合格したと思う・・・(乗車~ならし運転終了)

2014-10-18 08:41:58 | 乗り物

 大型特殊二種の実技検定(中型二種と大型二種を持っているので筆記は免除)を申し込んだのはいいけれど、いったいどこで運転操作の練習したらいいんだろう。理屈(コースの走り方)は楽○ブックスで買った教科書(税込み1,080円)で勉強するとして、やっぱり一度は実車に乗ってみたい。いや、小型のホイルローダーなら島暮らしでずいぶん乗ってたけど、公道なんか走ってないし、小型と大型じゃずいぶん車両感覚が違うんだろうな。で、最寄りの教習所(大型特殊一種の教習をやっている)に行ってみると、「公認の教習所(卒業すれば免許がもらえる)は時間貸しはやってません・・・」とつれないお返事。別の公認教習所(ネットで調べた)に片っ端から電話してみても結果は同じ、「非公認(練習だけさせてもらって試験場に行く)なら大丈夫だと思うんですけど・・・」と教えてもらっても、日帰りで行けそうな場所に大特をやっている非公認教習所はみつからず。モタモタしているうちに試験日が近づいてくる・・・

 結局、1回も大型ホイルローダーにお目にかかれず検定当日を迎える。試験場で発着点のプラットホームに下りていくと、いや想像していたよりデカイぞ、ハシゴをよじ登って運転席に上がる感じ。バケットの先端をポール±30cmに合わせなくちゃダメなんだけど、運転席からどう見えるんだろう。本日の受験者は10人弱、みんなガテン系のおじさん、お兄さんばかりで、半分ほどの人は「○○工務店」みたいな名入りの作業着着用(仕事の合間に来てる?)、ぴらにあは6番目。で、待っている間に優しい先輩方に色々と教えてもらう。シフトはオートマで前進か後進のみ(変速切り替えは無い)、ハンドルに遊びがないので結構フラつく、バケットが停止線を越えて一時不停止になりやすい、指定速度(25Km/h)はアクセルをベタ踏みにしないと出ない、出発して最初の角を曲がって停止するまでは「ならし運転」で減点されない、等々・・・。「初回の兄ちゃん、そんな事も知らないでいきなり乗ろうってか。まぁ、途中で検定中止にならないで一周してきたらホメてやるぜ!」みたいな感じでタバコを吹かしている先輩方・・・

 いよいよぴらにあの番が来た。停止線の問題はほとんどの先輩が手前気味で止めちゃっているコトを考えると、感覚では少し通り過ぎたくらいがちょうどいいみたい、ということが見ていてわかった。さあ、やっとこさよじ登って、ドアのロックも忘れずに、ミラーもシートも調節して、ベルトもつけたからさっさとエンジンを掛けよう。「う~ん、眺めサイコ~!」、「それに重機にしちゃピッカピカ(砂埃で汚れていない)だし!」なんて喜んでいる場合じゃない。ン、エンジンのキーはどこでしょう?、ハンドルの所に無いぞ、この右側のレバーの後ろのヤツがそうか?。テキトーに回して「ブルルン!」とエンジンは掛かったモノの、初めて目にする大型ホイルローダーの運転席に戸惑うばかり・・・

ぴ:「レバーを操作してもバケットがウンともスンとも動きません!」
検:「安全装置を外してください」
ぴ:「安全装置はどれでしょう?」
検:「そこの赤い棒です」
ぴ:「シフトレバーを動かすとピーピー鳴るんですけど」(独り言)
検:(無言)
ぴ:「そうか、Pブレーキが解除されてないって警報か」(独り言)
検:(無言)
ぴ:「あの、Pブレーキはどこでしょう?(足踏み式だと思っていたけど解除レバーがない)」
検:「普通車と同じです・・・」
ぴ:「なんだ左側にレバーがあるのか、さぁ出発だ!」(独り言)
検:(無言)←「さっさと行けよ!」と思ってるに違いない・・・
ぴ:「いや~、思ってた以上にフラつくんですけど、左折で大回りだし・・・」(独り言)
検:「そこのポールに止めてください」
ぴ:「あの、ウインカーは出すんでしょうか?」
検:「自分で判断してください・・・」←「そんなコト聞くか!」と思ってるに違いない・・・
ぴ:「そりゃそうだ!」と思いつつウインカーを出して止める。

 そうやってグダグダのならし運転が終わる、今まで採点されていたらカンペキに検定中止なんですけど・・・(続く)
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