写真館を「Ｎｏ．６４９ ベーコンエッグならだいたい２００人分」に更新しました！

　去年は自作ソーセージでホットドッグ屋をやったから、今年も少ない人数でベーコンでも作りましょうか。しかし、ベーコンってソーセージほど手順は面倒くさくないけれど、やたら燻製の時間が長いのよね。若い衆の皆さん、ちゃんと早起きして集まってくれるんでしょうか。そして、ぴらにあの不安は的中する・・・


【まずはバラ肉の計量、４．５Ｋｇあるけど脂肪が少なくてずいぶん小さい豚ちゃんだな・・・】


【バラ肉の重さを元に調味料の計算を、小数点や桁取りを間違えたりするとエライ事に・・・】


【塩、砂糖のほか、香辛料と発色剤（硝素）を計る。発色剤（肉の色を赤く保つ働き）は無添加神話を信じて嫌う人が多いけど、実は肉加工品のバイ菌の繁殖を抑えるという重要な働きもあり。入れない方がかえってキケンだと思う・・・】


【調味料はフードプロセッサーでよく混ぜておく、テキトーにそのまま加えると味がムラになってしまうので・・・】


【バラ肉についている皮と余分な脂をそぎ落とす、包丁は切れすぎるくらい切れるので指が無くならないように・・・】


【肉に調味料を粉のまますり込む乾塩法とゆ～、ラップでくるんでそのまま冷蔵庫で１週間漬けておく・・・】


【１週間たちまして、塩と砂糖の浸透圧でほどよく水が出てきた状態。肉の色がほとんど変わっていないのは発色剤の効果なんです・・・】


【３時間ほど流水でさらす（塩抜き）・・・】


【ペーパータオルで余分な水を拭き取って・・・】


【マジでキケンなベーコンフックをザクッと突き刺す、よく間違えて指にも刺さる・・・】


【一晩、冷蔵庫で乾燥・・・】


【翌朝、４：３０起きなんですけど・・・】


【とりあえず４時間乾燥、温度が下がりすぎないよう上がりすぎないよう、ひたすら温度計とにらめっこ。しかし、若い衆来ないなぁ・・・】


【伊豆大島支店の元同僚Ｔさん（旧Ｏさん）が送ってくれたオオシマザクラの間伐材で燻製なんて贅沢だな・・・】


【さらに６時間燻製、スモークウッドを入れると燃えやすくなるので注意。温度が下がるのは時間を延ばせばいいけど、ベーコンの脂が炎上すると取り返しがつかかなくなるので注意・・・】


【ちくわとゆで卵も一緒に燻してみました・・・】


【いきなり鳴るアラーム、温度計を見ると８５℃を超えてるじゃん！。コラ～見張りの若い衆、もう少しで燻製じゃなくて丸焼きだぞ！、ハァハァ・・・】


【いや、すったもんだのあげくなんとか完成しましたよ、２００人前のベーコンちゃん。「今食えるの？」って一番遅れてきた若い衆、何のために作ったのかよ～く考えてくださいまし・・・】


【「う～ん、うまそ～！」の丸かじり希望さん、夜明け前から１２時間よく付き合ってくれましたね。帰りにファミレスでお肉食わせてやるよ・・・】