ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

写真館を「No.677 とんぼがえり播州の旅・その7(雨の丹後ドライブ午後の部)」に更新しました!

2015-05-18 20:23:24 | まいぺーじ写真館
 城崎温泉にはぴら奥さんと一緒に暮らし始めた頃にいっぺん来たことがある。正月休みに2人で京都までドライブして、ぴら奥さんは仕事があるので新幹線で東京へ戻る、ぴらにあは城崎から日本海に出て米子まで足を伸ばす予定。で、一人旅の城崎温泉宿泊が困難だった。当時、インターネットなんて無いモンで観光協会に電話をしてみる。「お一人ですか?、3万円以上になりますけど・・・」と観光協会のお姉さん、まるで「一人で泊まるなよ!」と言わんばかりの対応。「せめて1万円台はムリでしょうか?」とぴらにあ、今ならキレて「もう泊まらん!」って言っちゃうと思うんだけど・・・

 「なんとか1万円で予約が取れました!」とシブシブなお姉さん、地図で見るとずいぶん温泉街の中心から離れてますけどしょうがないか。当日訪れてみると、まるで車寅次郎でも泊まってるんじゃないのかと思う場末感丸出しの温泉宿。しかも割と広い旅館だけど、人が泊まっている気配がほとんどしない。時折、薄暗い廊下の奥から「ゴホゴホ・・・」と咳き込む声が聞こえたりして、高校の現代国語の時間に習った脊椎カリエスの小説を思い出す。晩ご飯はこれまた薄暗い大広間にたった一人、おかずはお刺身の小鉢とお鍋だけ、鍋のフタを開けると山盛りの白菜の上に黒ずんだ牛肉が乗っていた。恐る恐るお肉を食べてみるとすこぶる堅い、もうゴムなんじゃないかという食感(ゴムは食べたことがないけど)。しかし、このカッチカチの牛肉が噛めば噛むほど味が出てうまい、今まで食べた牛肉の中で最も美味しかったんじゃないのかというレベル。お刺身も美味しかった、ご飯も美味しかった、けど宿の人がどんな方だったのか全く覚えてない。ちぴらと15年ぶりに温泉街を歩いて、「泊まったのはこの辺だったのかな?」と考えてみたけど思い出せなかったなぁ・・・


【15年前に泊まった旅館はこのずーっと奥のロープウェイの駅の近くだったと思う。しかし、天気予報より雨が早く上がってよかった・・・】


【「なんだ、フツーの駅じゃん!」と若旦那、それは城崎温泉にカラ出張した議員さんの会見は衝撃的だったけど・・・】


【玄さんはどこにでもいらっしゃいます・・・】


【こちらにもいらっしゃいます・・・】


【但馬牛のハンバーガーでも食いましょうよ。さぁ、そろそろ帰路につかないとレンタカーの返却時間に間に合わなくなってしまいます・・・】


【城崎の共同浴場にチャプッと浸かって、天橋立経由京都レンタカー店行きってホントに閉店時間までに返せるんでしょうか・・・】


【若旦那は難なく又覗いてますけど、ぴらにあがやってみたらフラついて結構怖いッス・・・】


【「かわらけ投げってナニ!」って、ようするに運試しですよ。素焼きのフリスビーを投げて的に入れればいいのよ・・・】


【ちぴらは3回投げてかすりもしないド下手、ぴらにあは軽く投げて3枚とも穴をスルッと通る、まぁ実力の差はこんなモンですよ。あのね、的に正面向いて投げてりゃ右手に飛ぶんでしょうよ・・・】


【「うぅぅ、おとんずるい・・・」ってまだ悔しがってる若旦那、足をバタバタやってるから「揺すらないでください!」ってリフトを止められちゃうんですよ。まぁ、天橋立に来られてよかったんでしょ・・・】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする