ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

ヤンバルクイナに会いに行くぞ、星の砂も拾いに行くぞの旅!(4日目)

2020-05-22 21:46:55 | おでかけ(国内)
*沖縄の太陽(ティダ)は毎朝東の穴から出てくるんだそうです・・・の巻!

 沖縄では東の海に楽園(ニライカナイ)があって、そこには神様が住んでると考えられているそうです。仏教では楽園は西方浄土ですから逆の方向なのが面白いですよね。で、毎朝お日様は東の穴から出てきて、夕方に西の穴に沈むと。夜中の間に地中の穴をグルッと回ってまた東の穴から出てきます。1日目に行った浦西城から見ると冬至の日に太陽が昇ってくる場所には久高島があります。だから、久高島には太陽が出てくる穴があると信じられています。これは行くしかありませんよね・・・

※今回の旅行期間は新型肺炎に関する緊急事態宣言が出る前になります。


【久高島へは本島南部の安座真(あざま)港からフェリーで渡れます。まだ出港まで時間があるので、少し港の周りを散歩していると共同売店(南部では珍しい)をみつけました。な~んでか高級ウイスキー△崎のミニチュア瓶を大量に売っていましたが(結構高い)、これがよく売れるんだそうです・・・】


【久高島へは車が乗れるフェリーと、人だけが乗れる高速船が代わりばんこに運航されています。フェリーの方が時間が掛かりますが、料金は少し安いです・・・】


【ぴらにあの乗ったのはフェリーで久高島まで20~25分、小娘さんは共同売店で買ったポーク玉子おにぎりが酔い止め・・・】


【まぁ、よほどじゃないと酔わないと思いますけどね。この船の中のテレビで志村けんさんが亡くなったのを知りました。一瞬、乗客からどよめきが起こりました・・・】


【いや~、竹富島よりさらに真っ平らですね。最高標高は17mだそうです・・・】


【到着するまでのテレビでは島内での禁止事項が流れています。とにかく、御獄(ウタキ:聖域)には絶対に入っちゃダメだそうです。竹富島でも水牛観光のお兄さんが注意してましたよね・・・】


【さて、上陸したらまず自転車を借りに行きましょ~。一番空いていた貸し自転車屋さんに行ったら、おばぁが家の中から出てこないで「好きなの乗ってって~!」とお金は後らしいです・・・】


【島の地図をもらいましたが(ガリ版刷りみたいなヤツ)、細い道が入り組んでいてどこを走っているのかよくわかりません。島のニャンコが色んな所で出迎えてくれます・・・】


【この大里家という旧家には美人の娘さんがいたそうで、琉球の王様(娘さんにホレた)が他の島を征伐に行った帰りに居候して、さっさと帰らない間に首里城でクーデターが起こってエライコッチャ!という伝説があるそうです・・・】


【集落の中を歩いていると2~3分毎くらいに伝説にちなんだ場所があるようですが、目立つ看板もありませんのでガイドさんを頼まないと気がつきません。小娘さんの立っている場所にある石は、琉球を作ったアマミキヨという神様がお座りになったという・・・】


【昔々、七穀の種が入った黄金の壺が流れ着いたイシキ浜を通り過ぎ、10分ほど走るとウパーマという浜に出ます。アダンの林を抜けて海岸に出てみました・・・】


【ここも竹富島のカイジ浜ほどではありませんが星の砂が拾えます。もう、コツを掴んだ小娘さんは夢中ですよね・・・】


【ウパーマからさらに10分ほど走ると、島の北端のカベール岬に到着します。ここはアマミキヨが最初に降り立ったところだそうです・・・】


【久高島では12年に一度、イザイホーという女性神官の継承儀式が行われるそうで、島内にはイザイホーで使用する施設がいくつかあります。そのひとつ御殿庭の隣には名物のイラブーウミヘビの燻製小屋がありました。う~ん、懐かしきニオイ・・・(この日は燻製はしてませんけど)】


【売店でアイスを買おうと思ったら「夏しかやってないよ!」だそうです、ぴらにあにはかな~り暑いんですけどまだ夏じゃないんですね。お店番のニャンコは「晩ゴハンのオカズに連れて行っていいよ~!」とおじぃが笑ってました・・・】


【フェリーで安座真港に戻ってきてから、太陽の穴を見つけるのを忘れたのに気がつきました。でも、太陽の穴があるというクボウ御獄は男子禁制なので、間違ってもぴらにあが入ってはいけない場所です・・・】


【国道331号線を走って奥武島(おうじま)までやって来ました。ここは天ぷら(さつま揚げ)が有名なんですけど、あまりの大混雑に諦めて沖縄本島側にあるもずくそばの店に入りました・・・】


【奥武島と本島は100mしか離れていなくて、立派な橋からは子供が海に飛び込んで遊んでます・・・】


【橋は高すぎてムリというチビッ子は岸壁から飛び込んでますね・・・】


【生のと黒酢と天ぷらでもずくを食べてみましたが、こんなに一度にもずくを食べたのは初めてでしょう。普段はもずく嫌いの小娘さんは「天ぷらは美味しかった!」そうです。青いおじさん(なんじぃ)は南城市のゆるキャラで体重はマンゴー3個分です・・・】


【那覇に戻る途中、沖縄に現存する最古のシーサーがあるというので見に来ましたが、いったいどこにあるのでしょう?。あ、バス停(第二富盛)にでっかいシーサーみっけ~!】


【バス停から路地に入ってもの凄い坂を登っていくと駐車場がありました。この駐車場に車を止めて車椅子に乗り換えても、絶対にシーサーまでたどり着けませんよね・・・】


【シーサーのある小山は勢理城(じりグスク)というそうですが、誰がいつ作ったのかよくわからないそうです・・・】


【昔、富盛地区は火事が多かったので、火を抑えるために火山(ヒーザン)と呼ばれていた八重瀬岳に向かってシーサーを建てたそうです・・・】


【大きなガジュマルの木の下にキジムナーが出てきそうないい感じの場所ですね・・・】


【ここら辺も沖縄戦の激戦地になっていて、弾よけに使われたシーサーには今でも小銃の弾痕がたくさん残っています・・・】


さて、例によって最終日の宿泊はホテルでございます(アパートだと片付けるのが面倒くさいので)。有名な■ワジールホテル(高級)のお隣だったので、冗談で「今日はこのホテルの~!」とぴらにあが言うと、「やった~!」ってぬか喜びの小娘さん・・・】


【「お隣のホテルでございます~!」ってネタばらし、「え~!」ってそんなにガッカリしなくてもコッチのホテルもなかなかですよ。しかも2食付きで7千円(2人分)ですからね、ビックリですよ・・・】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする