*台北のホテル~雙連の豆漿店~陽明山(ハイキング&温泉)~忠孝復興の豆花店~寧夏夜市~台北のホテル・・・の巻!
新規採用から15年間勤めた府中支店から世田谷支店に転勤した直後に若旦那が産まれました。ラッキーにも転勤前に昇任試験に合格したおかげで仕事の内容がガラリと変わったこともあり、色々と重なって今考えると精神的にちょっと病んでました(ぴらにあは環境の変化にすこぶる弱い)。で、アーバンな世田谷支店勤務が辛くてどうしようもなかったのです。その時の救いが下田営業所への出張でした。ぴらにあの所属していた部署では下田出張の苦手な人が多くて、結果的に新人のぴらにあが行くことが多かった(いわゆる押し付け)のが幸いでした。下田は空と海が青くて、行き帰りのドライブが楽しくて、魚が美味しくて、営業所のオバちゃんが面白くて、もう「下田営業所に常勤したい!」とさえ思ってました。全く仕事とは関係なく遊びで行ったのも含めると、2年間で10回以上通ったんですかねぇ・・・
仕事の合間に下田の浜で海を眺めていると、目の前に伊豆大島がデーンと浮かんでいます。「あぁ、あんな島でぴら奥さんとちぴら(若旦那)と3人で暮らせたらどんなに幸せなんだろうか・・・」と叶わぬ妄想は膨らみ、しかし神様(信じてませんが)は聞いておられました。まさか2年も経たずに伊豆大島支店への転勤命令が出るなんて。でも、まだヨチヨチも歩けない若旦那(とんでもない高倍率の選考を経て地元M市の保育園に入ったばかり)を連れて、誰の助けも借りられずに離れ小島で暮らしていけるんだろうかと。結局、「いや、飛び込んでしまえばどうにかなるさ!」と、ナンの根拠もない理屈を支えに海を渡ったのであります。で、その1歳8ヶ月でまだ二足自律歩行が出来なかった若旦那が、なんと伊豆大島に行って1ヶ月で歩けるようになりました。というのも、東京の家は住めば都の激狭2DK40平米のボロ団地に住まい、若旦那は寝返りとハイハイで全ての欲求が満たされていた状態。移住先の伊豆大島の社宅は広々2LDK90平米なので、オモチャを取りに行くにも歩かないとドウしようもないワケで。能ある鷹は爪を出し惜しみしていたのか、やらないでも済むことはやらないで済ませる面倒くさがり屋なのか、当時からやらなきゃいけなくなると本気が出るタイプとお見受けしまして。成人した現在でも若旦那は類い希なる能力を隠しつつ、天の邪鬼モード全開で生きております・・・
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【前に泊まった時は朝食無料サービス付きでしたが、コロナで朝食なしになってしまったようです。で、ホテルからほど近くのMRT雙連駅近くの豆漿店でモーニングを。豆漿(豆乳)は日本でもお馴染みのプレーンタイプや甘いのもありますが、塩味の豆漿を注文してみました。豆乳ベースのスープでちょっとラー油で辛いです・・・】
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【油條(揚げパン)と蛋餅(薄焼きのオムレツ、ベトナムのバインセオみたいなヤツ)が定番でございます。他にも大根餅とか美味そうでしたが、一人じゃ食べきれませんからね・・・】
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【注文はメニューを指さすか、オーダーシートに書き込んでもOKです。親切に日本語で書いてあるメニューもありましたが、ぴらにあには出してくれませんでした。まぁ、そんなモンよ・・・(MRTの駅とかで現地語でいきなり道を聞かれるタイプ)】
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【さて、外国に来るとお風呂(湯船)が懐かしくて。台北市街の北側に陽明山という観光地がありまして、そこには温泉が湧いているらしいのです。MRT劍潭駅からバスに乗って行けるっぽいので・・・】
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【劍潭駅に到着するとバス乗り場はリュックを背負った人で長蛇の列、そうか今日は土曜日でしたよね。列に並んでいたお姉さんに「陽明山に行きますか?」と筆談で聞くと、「アッチのバスで行けば?」的なお答えを。お姉さんの並んでいた激混みローカルバス(料金が安い)よりも、紅5の直行バス(料金が少し高い)の方が空いているみたい・・・(座れました)】
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【例によってフラれフラれて30分で陽明山のバスターミナルに到着しました。ここから108のミニバスに乗ってさらに山の中を目指したいのですが、これがまた長蛇の列でありまして。ちょうど来たバスに飛び乗りましたが、とても座れず胃バリウムのX線検査状態(グルグル回される感じ)で・・・】
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【必死に両手で握り棒を掴んでなんとか終点までやって来ましたが、乗った108バスは途中で折り返すバスでどうりで乗る人が少なかったワケ。で、本当の目的地まで歩くのも遠く、途方に暮れていると次のバスがやって来ました。もう、自分でもナニをやっているのかよくわからず・・・】
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【小油坑という場所に到着しました、雰囲気は箱根みたいな感じです。いや~、涼しくて空が青くて来てよかった。陽明山は偉い人(蒋介石とか)の別荘があったみたいです・・・】
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【小油坑はまさに大涌谷みたいな場所で、バスを下りると硫化水素と亜硫酸ガスが混ざったいい香りがします。もう、駐車場のすぐ脇で沸いてます。グッツグツでかなりキケンです・・・】
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【いきなり本当に見た目が大涌谷ですが、7年寿命が延びる黒玉子は売ってません。それと、台湾の人は噴気孔にあまり興味が無いらしく、見に来ている人もまばら・・・(日本人ほど火山好きの民族はいない?)】
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【台湾は火山島ではないのに、各地に温泉が湧いているのが不思議です。台北は市内に新北投という硫黄泉の温泉地があって、MRTでも簡単に行けます。箱根湯本か有馬温泉みたいな感じです・・・】
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【バスの窓からは数珠つなぎで登山している人たちが見えますが、ぴらにあはフツーのスニーカーで来ているので山登りはガマンですね。こういう時に調子に乗って、ついでに浮き石にも乗って、足首をグキッとかやっちゃうとアホすぎです・・・】
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【陽明山のバスターミナル近くには無料の共同浴場があると聞き、もうワクワクでやって来ましたが、中を覗いてビビりました。直径10m位の丸い浴槽に乳白色のお湯が溢れておりますが、とんでもない人数のおじいさんが溢れかえっております・・・】
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【しかも脱衣所らしくモノはなく、お湯が溢れている床の壁に脱いだ服を入れる棚があるだけで。つまり、脱いだらズボンやパンツが絶対に濡れるシステム。いや、ここまで来て入らなくては日本男児が廃りますよね。注意書きには「ビンロウ(噛みタバコ)は食うな!」やら「大声でケンカするな!」やら・・・】
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【なんかね、大声で話ながらお湯に浸かっていた数人のおじいさんがジロリとこちらを見て、「そこの日本人のお兄さん、遠慮してないで入りなさいよ!」とテレパシーで語りかけてくるんですよ。結局、人生が変わるくらい気持ちよかったッス。服を濡らさないで着替えるにはFルチン同然で外へ出て、ベンチで涼みながら着ればよいと・・・】
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【入浴時間は5時半~8時、10時~12時、15時~18時と細かく分かれておりまして、頻繁に清掃が入るみたいです。共同浴場の隣には小さな食堂がありまして、オススメのざく切り芋入り汁ビーフン(お芋がちょっと甘くて不思議なお味)と、タケノコやらキノコやらインゲン豆やら炒めたのを堪能しました・・・】
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【さて、いっぺんホテルに戻って濡れた服を洗濯しましょうね。MRTやバスではリュックは前で担ぎましょう、ギュゥゥゥ・・・】
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【ぴらにあの大好きな騒豆花という豆花スイーツ店に行ってみましたが、どういうワケか前に行った店は開いてませんでした。どうしても食べたくて、ネット地図で探して別の支店まで歩いて行ってきました。マンゴーとスイカのタピオカ豆花と、新入りのタピオカミルィティー女史です・・・】
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【台湾とか香港のお店はすぐに閉まってしまったり、いきなり移転したりするのでネットの地図でもあまり信じない方がいいです。あと、人気が出るとすぐ値上げしてしまうのであまり気にしない方がいいです。この店はスイーツだけじゃなくて本格的なお料理(ランチ的)なのもありますが、お値段はお高めです・・・】
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【寧夏夜市で臭豆腐のニオイを嗅ぎすぎてだいぶ疲れたので、ディナーは町中華のテイクアウトで豚バラ丼と手作り餃子、ホテルお隣のお茶店(横浜中華街にも支店アリ)のタピオカミルクティー・オン・ザ・タピオカミルクティー女史です。女史は中山のDイソー的なお店で出会ってビビビッと来てしまいました。ジャーニー先生は少しスネてます・・・】
新規採用から15年間勤めた府中支店から世田谷支店に転勤した直後に若旦那が産まれました。ラッキーにも転勤前に昇任試験に合格したおかげで仕事の内容がガラリと変わったこともあり、色々と重なって今考えると精神的にちょっと病んでました(ぴらにあは環境の変化にすこぶる弱い)。で、アーバンな世田谷支店勤務が辛くてどうしようもなかったのです。その時の救いが下田営業所への出張でした。ぴらにあの所属していた部署では下田出張の苦手な人が多くて、結果的に新人のぴらにあが行くことが多かった(いわゆる押し付け)のが幸いでした。下田は空と海が青くて、行き帰りのドライブが楽しくて、魚が美味しくて、営業所のオバちゃんが面白くて、もう「下田営業所に常勤したい!」とさえ思ってました。全く仕事とは関係なく遊びで行ったのも含めると、2年間で10回以上通ったんですかねぇ・・・
仕事の合間に下田の浜で海を眺めていると、目の前に伊豆大島がデーンと浮かんでいます。「あぁ、あんな島でぴら奥さんとちぴら(若旦那)と3人で暮らせたらどんなに幸せなんだろうか・・・」と叶わぬ妄想は膨らみ、しかし神様(信じてませんが)は聞いておられました。まさか2年も経たずに伊豆大島支店への転勤命令が出るなんて。でも、まだヨチヨチも歩けない若旦那(とんでもない高倍率の選考を経て地元M市の保育園に入ったばかり)を連れて、誰の助けも借りられずに離れ小島で暮らしていけるんだろうかと。結局、「いや、飛び込んでしまえばどうにかなるさ!」と、ナンの根拠もない理屈を支えに海を渡ったのであります。で、その1歳8ヶ月でまだ二足自律歩行が出来なかった若旦那が、なんと伊豆大島に行って1ヶ月で歩けるようになりました。というのも、東京の家は住めば都の激狭2DK40平米のボロ団地に住まい、若旦那は寝返りとハイハイで全ての欲求が満たされていた状態。移住先の伊豆大島の社宅は広々2LDK90平米なので、オモチャを取りに行くにも歩かないとドウしようもないワケで。能ある鷹は爪を出し惜しみしていたのか、やらないでも済むことはやらないで済ませる面倒くさがり屋なのか、当時からやらなきゃいけなくなると本気が出るタイプとお見受けしまして。成人した現在でも若旦那は類い希なる能力を隠しつつ、天の邪鬼モード全開で生きております・・・
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【油條(揚げパン)と蛋餅(薄焼きのオムレツ、ベトナムのバインセオみたいなヤツ)が定番でございます。他にも大根餅とか美味そうでしたが、一人じゃ食べきれませんからね・・・】
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【劍潭駅に到着するとバス乗り場はリュックを背負った人で長蛇の列、そうか今日は土曜日でしたよね。列に並んでいたお姉さんに「陽明山に行きますか?」と筆談で聞くと、「アッチのバスで行けば?」的なお答えを。お姉さんの並んでいた激混みローカルバス(料金が安い)よりも、紅5の直行バス(料金が少し高い)の方が空いているみたい・・・(座れました)】
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【例によってフラれフラれて30分で陽明山のバスターミナルに到着しました。ここから108のミニバスに乗ってさらに山の中を目指したいのですが、これがまた長蛇の列でありまして。ちょうど来たバスに飛び乗りましたが、とても座れず胃バリウムのX線検査状態(グルグル回される感じ)で・・・】
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【必死に両手で握り棒を掴んでなんとか終点までやって来ましたが、乗った108バスは途中で折り返すバスでどうりで乗る人が少なかったワケ。で、本当の目的地まで歩くのも遠く、途方に暮れていると次のバスがやって来ました。もう、自分でもナニをやっているのかよくわからず・・・】
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