「この辺にヨモギ生えてないかね~?」と、職場のおばちゃんがぴらにあの所へ来た。「草餅でも作るの?」と聞くと、「うん、かしゃんば作りよ」という。ふ~ん、もうそんな時期か・・・
『かしゃんば』は伊豆諸島の言葉で柏餅のこと。餅の部分は普通の白い餅や草餅で餡を包んだモノだけど、葉っぱは柏の葉じゃなくて『サルトリイバラ(島弁ではサンキライとも言う)』を使う。山に生えているツル草で、ハート形の葉っぱと赤い実が特徴だ。なんて書いているぴらにあだけど、かしゃんばは店で売ってないので食べたことがない。「ヨモギ探しのお駄賃で、かしゃんばちょうだいね!」とお願いしておいたら、おばちゃん手作りのを2つ持ってきてくれた。食後のデザートにちぴら&ぴら奥さんと食べる。サルトリイバラの不思議な風味が美味かったけど、なんで写真を撮らなかったんだろう・・・
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