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もうホントにぴらにあの車(大島1号)のタイヤの溝が無くなってきたから、梅雨入り前に替えようと思った。馴染みの修理工場に相談に行くと、「どこかでタイヤ買ってきてよ」と信じられない事をいう。職場の人に聞いてみると、「東京で買って送った方が、送料込みでも安くなるよ」と教えてくれたから、そうしようと思った。でもその送り方がなかなか難しい・・・
伊豆大島の宅配業者は郵便局とにゃんこの宅急便だけ、それ以外の業者でも島に送ることは出来るけど、独自のルートを持っていないのでかなり割高になる。普通に送れば千円程度の段ボール箱1個でも、数々の業者の仲介手数料が加算されて2~3千円アタリマエだ。タイヤ1本の送り賃が4千円?!・・・なんて事もあり得るから、カー用品店で料金を確認してから送ってもらう。タイヤコーナーのお兄さんが言うには、にゃんこの宅急便で1本1,300円だというので、それで手を打って待っていたところ・・・
なぜか飛脚マークの宅急便から、「すいません、着払いでタイヤを送るように依頼されたんですけど・・・」と電話が掛かってきた。ふ~んなるほど、ぴらにあが「船便が受け付けないんでしょ」と答えると、「何で解るんですか?」とホトホト困った様子のお兄さん。「着払いは絶対にダメ!」と船便の会社に冷たくされて、だいぶ落ち込んでいるらしい。移住して一年経って、そういう事には慣れっこになったぴらにあだけど、初めの頃は同じような事で何度泣かされたことか。ホント、そのやり取りの光景が目に浮かぶようだ・・・。「大島宛はにゃんこの宅急便しか『着払い』は受けませんよ」と言うと、「どうしましょう~?」とさらに困った様子だから、「カー用品店にタイヤを一度返品して、受取人に『にゃんこで送ってくれ』と言われました」と伝えてもらって構いませんからと言うと、「そうさせてもらいます!」と声が明るくなったお兄さんでした。タイヤ4本軽~く引き受けて、相当困ってたんだな・・・
それで、心配になってカー用品店に確認してみると、約束通りにゃんこで送る予定が、うっかり飛脚に出してしまったんだとか。便利な東京なら考えられないタイヤ騒動、一応ここも東京都だけど・・・
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