プロフィールのページを「ナゾの百年石（その２）」に更新しました！

　中和用の石灰岩はそのままだと酸性の水にあまり溶けないから、細かく砕いて（７５ミクロンの粒子にする）、水に溶いて石灰乳にして湯川へと流す。石灰（炭酸カルシウム）が温泉の無機酸（硫酸や塩酸）と反応して、カルシウム塩（硫酸カルシウムや塩化カルシウム）と水と二酸化炭素（泡）ができる・・・って、中和反応の難しい仕組み。

　ちなみに、中和の時にできた硫酸カルシウム（石膏）は水に溶けないので、下流の品木ダムで沈殿させて浚渫して、土壌改良材として使っているらしい・・・

【炭酸カルシウムと硫酸の中和反応式】
ＣａＣＯ３ ＋ Ｈ２ＳＯ４ → ＣａＳＯ４↓ ＋ ＣＯ２ ↑ ＋ Ｈ２Ｏ （たぶん・・・）

写真館を「ナゾの百年石（その１）」に更新しました！

　草津温泉のお湯はチョ～酸っぱい。当然、温泉のお湯がそのまま流れる湯川の水も酸っぱいから、魚も住めないし農業にも使えず。酸性の水はコンクリや鉄筋も溶かしてしまうから、吾妻川（湯川の下流）の橋脚や護岸工事もすぐダメになっちゃうし、コリャかなり危険・・・。そんな切実な酸性川の問題を、一気に解決しちゃう草津中和工場ってエライ。ｐＨ１～２（レモン果汁と同じくらい強酸性）の川の水に石灰を流して、ｐＨ５～６（ほぼ中性）に中和している。

　中和する前の川の水に、石灰の石（炭酸カルシウム）を漬けておくと、やっぱり溶けてしまう。そんな性質を利用して、オミヤゲの『百年石』を作る。磨いた石灰石にペンキで文字やコマクサの絵を描いて、２日間ほど湯川の水に漬けておくと出来上がり。ペンキの周りが溶けて凹んで、字や絵の部分が１ｍｍほど盛り上がる。たった２日で完成するのに、百年石とはコレいかに？・・・

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ＲＪＴＯ、２２０°－１８ノットの風…

ベイパーをひきながら、なんとかギリギリで大島空港に着陸したいるかブン(かなり揺れてた)。週末リゾートで満員御礼のお客さんを乗せて羽田へ戻る…

ちぴらの交渉術・・・

　熱海からアクティーの２階建てグリーン車に乗りたいとちぴら、「そんなら、じじについて行って乗せてもらえば？」と言ってみた。しばらく考えて、「じじ、しんかんせん、のる？」って。じじは「高いから乗らない」と言うけれど、「あたみでね、しんかんせのきっぷ、うってるんだよ！」と食い下がる。ホントにじじ＆ばばについて東京へ行っちゃうのか、新幹線に乗せてもらえるのか、明日になってみないと未定・・・

　「あのね、しろいロマンスカーも、はしってるんだよ！」って。ちぴらの夢はどんどん膨らむ・・・（アクティーはどこへ行ったのやら？）

ちぴらのジャンケン必敗法・・・

　ちぴらお気に入りの飛行機のオモチャ（にゃんこのお耳バーガーのお子様セットでもらったヤツ）が見あたらないという。さっき、港町まで晩ご飯を食べにドライブへ行った時、車の中に置いたまま部屋に戻ってきてしまったらしい。疲れて面倒くさいから、「自分で置いてきたんだから、取りに行ってきなよ！」と冷たく言うと、「ひとりじゃ、こわくてとりにいけない～！」と泣くちぴら・・・

　「明日の朝でいいでしょ？」と言っても、「イヤだ～！」と泣くばかり。自分で忘れてきたくせに、うるさいよホント・・・。「それじゃぁ、ジャンケンで決めよう！」とぴらにあが提案すると、「まけたひとが、とりにいくのね！」と乗り気なちぴら。最近、なぜかちぴらはジャンケンがマイブームだ。ちぴらのかけ声でジャンケン、グーを出すぴらにあ、ぴら奥さんもグー、ちょっと後出しのちぴらはチョキ、ちぴらの負け。そう、ちぴらは絶対に勝てない。だって、最初の手は必ずチョキだから・・・

　「イヤ～！」とまた泣くちぴら、しょうがないから一緒にオモチャを取りに行く。でも、車内は暗くて見あたらない。「やっぱり、明日の朝に探そうよ・・・」と部屋へ戻ろうとすると、「だって、ちゃんといえへもってったのに、ひこうきないんだもん・・・」と。えっ？、ちゃんと持って帰ったって？・・・。部屋へ上がると、台所のテーブルにチョコナンと乗っかっている飛行機。もぅ、カンベンしてください・・・

子供には買ってくれなかったモノ・・・

　じじ＆ばばが大島にやって来た。ジェットフォイルから下りてきたじじの手を見ると、にゃんこのハンバーガー屋さんのビニール袋。「じょんじょん（じじが勝手に付けたちぴらの呼び名）に食わせようと思ってさ、アタミで買ってきたんだよ！」って。ぴらにあが御幼少のみぎりには、絶対にマックなんか食わせてもらえなかったのに、頼まれてもいないのに孫には買ってくるのね・・・

　晩ご飯の時に、じじのオミヤゲの月見バーガーを開ける。飛び上がってちぴら喜ぶと思いきや、「チーズないの？、じゅりじゅり（ゴマ入り）のパンきらい！」って、貴重なハンバーガーをたった一口だけかじって、「もぅ、いらない！」ってぴらにあにくれた。じじのココロ、あぁ孫知らず・・・

ＹＳ－１１お別れフライトの旅へ・・・

　結局、９月の三連休は松山に行くことを決めた。連休だと特典航空券が使えるとか使えないとか、そんな細かいコトは気にしないぴらにあ。と言いつつ、チケットを予約するのにパソコンの前で清水の舞台から５回くらい飛んだけど・・・

　目的地を松山に決めたのは、ぷんぷいさんに会いに行くという理由の他にもう一つある。９月３０日に日本の空から消えてしまうＹＳ－１１（数年前まで伊豆大島便にも飛んでいた国産プロペラ機）が、まだ福岡～松山（ＪＡＣ）を飛んでるから。ちぴらも大好きなＹＳ－１１（若旦那は航空機雑誌のＹＳ特集号を大切に保存している）ともお別れ、見るだけじゃ勿体ないから当然乗る。初めは東京～松山～（ＹＳ）～福岡～東京と三角に移動しようと思ったけど、東京～松山～福岡～松山～東京という行程にすると、東京～松山＋松山～福岡の往復割引で買える。料金を計算して比べてみると、三角移動と往復×２区間の差額は約３，０００円、もちろん往復×２区間の方が高い。けど、たった３，０００円プラスで飛行機に１回多く乗れるんなら、迷わず往復×２区間プランに決めた。もぅ、３人で海外旅行に軽く行ける金額だけど、久しぶりのぴら奥さんとの遠出だから・・・（ビビンバの旅はタダ乗りだったから、まぁいいか・・・）

　大島からジェットフォイルで東京に行って、７７７で松山に行ってはなちんに会って（運動会なので無事に会えるのか未定？）、ＭＤ－８１で福岡に行って、ＹＳ－１１で松山に戻って、７７７で羽田へ戻って、７３７（いるかブン）で大島に帰ってきて。楽しみでたまらなくて、またも全部暗記している飛行機マニアの４ちゃい児・・・

ヘヴィーなモーニング・・・

　ぴらにあは朝ご飯が苦手だ。物心ついて高校を卒業するまで、朝ご飯をうまいと思って食った覚えがない。起き抜けにゴハンなんか食べたくないのに、食べないと母親（現ばば）に怒られるからムリヤリ口に押し込む。当時（特に中学生の頃）のぴら家の朝ご飯は、なぜかお茶漬け（永○園）が多かった。しかも、他におかずなし。スーパーでお茶づけ海苔のパッケージを見ると、未だにトラウマで虫ずが走る・・・

　３０才を過ぎて、やっとなんとか朝ご飯を自主的に食べられるようになってきたけど、苦手なのは変わらない。特にボリュームのあるおかずや洋食系、朝からホットケーキやコーンクリームスープなんか作られると気持ちか沈む。せっかくぴら奥さんが作ってくれたんだからと頑張って食べるけど・・・。そして今朝、何を思ったのか知らないけど、若鶏のソテー（しかも、かなり脂っこい系）なんか作りやがったぴら奥さん。「嫌がらせか？」とぴらにあが聞くと、「だって、うちの実家だとフツウだよ！」って。ぴら奥さんの実家では、ウワサによるとモーニング天丼の日もあるらしい・・・

やっぱりエビ食わんのか・・・

　昨日は筆島でザッパンの波を見た後、裏砂漠へハイキングへ行く。今年開通（一般開放）した大島ＶＯＲへの林道を上がって、尾根の駐車場～もく星号墜落地点～櫛形山と歩く。駐車場を出発してすぐは「つかれた～、だっこしてぇ～！」とゴネていた若旦那だけど、林を抜けて三原内輪山の絶景が広がると元気に歩き始めた。ちぴら連れの足で櫛形山（第２展望所）まで片道３０分、思ったより頑張って歩いたから、ランチはちぴらのお好みのお食事処へ・・・

　「おおちまくうこう（のレストラン）がいい！」と飛行機マニアの４ちゃい児。さすが、ちょうど昼のいるかブン（羽田行き）がやってくる時間なのをよく知っている。レストランのメニューを見て、「てんぷらのうどん！」と勝手に決めているちぴら。「うどんは熱いよ」とぴらにあが言うと、「ちゃんと、『冷（つめたい）』ってかんじ（漢字）あるよ！」って、こりゃ失礼しました・・・。ぴら奥さんも冷やし天ぷらうどんにすると言うから、大盛りを２つ注文しようと思ったら、「分けたのじゃイヤだ！」とちぴら。「どうせ、エビ天なんか食べないんでしょ？」と聞くと、「今日は絶対に食う！」と張り切っている。まぁ、一生懸命に歩いてお腹が空いてるんだろうから、ご褒美にとちぴらの分も一人前注文してやったけど・・・

　運ばれきたうどんの天ぷら（普通盛りでもかなり大盛り）を見て、「やった～！」とやたら喜ぶちぴら。まずは大好きなアシタバ天を食べ尽くして、「ナス（←苦手）、いらない！」とぴらにあにくれた。次はニンジン天を半分食べて、うどんに取りかかる。ぴらにあも自分の天ぷらを食べてみる。コレが揚げたてのアツアツだし、うどんもなかなかうまい。空港のレストランはカツカレーやエビフライもうまいし、ここのコックさんは揚げ物が得意らしい。さて、夢中でうどんを食っているちぴらに、「エビ天、切ってやろうか？」と聞くと、「エビはね、おおきいからいらない！」って。やっぱりかい・・・


【昭和２７年に『もく星号（日本航空）』が墜落した場所にて。まさか、こんなに観光客が来てるとは思わなかった東京裏砂漠・・・】

写真館を「台風１２号接近中・・・」に更新しました！

　いよいよ台風が近づいてきた。空は雲一つ無く・・・だけど、島の東海岸は早くもザッパンな波が押し寄せている。小さく見えても筆島は高さ３０ｍあるから、ただ今５～６ｍの波高という感じ、サーフィンなんか絶対に止めた方がいい。そんな台風の波なんかアタリマエの島ッ子ちぴら、持参のおつまみあられに夢中・・・（そうだ、明日忘れずにガソリン入れておこう！）

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