箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

『恋しくて』にせつなくて

2007-02-27 18:53:25 | 箆柄日記
中江裕司監督の最新作、『恋しくて』の試写を見に行く。かなりせつない気分になった。中江監督の作品の中でいちばん好きな作品と思った。

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いちばん壺にはまったところは、この年頃の子ども達が“バンドをやってみる感じ”がとてもリアルに描かれていたところだった。特に、“学年一番の人気バンド”という感じじゃなくて、それを横目に見ながらバンドに憧れるちょっとさえないっぽい感じがとってもよくでていた。

また、与世山澄子さんの存在感が凄かった。とっても自然な芝居で、というか本物のインタリュードにいるときの与世山さんそのものだった。普通、初めてお芝居する人って自然な芝居が一番難しいんではないだろうか。与世山さんは、人生がステージな感じの人なので、当然なのかもしれないけど。

それからなんと言っても山入端佳美の無敵のかわいさ。よくうちの社長は、“アイドルには何をやっても可愛い無敵の時期がある”というが、近年沖縄ものの映画に主演した有名アイドルさん達を軽くなぎ唐キほどのかわいさだったと思う。凛々しさもあって。

これ以上は公開されてから又書きたい。
早く公開にならないかな。

追記:
ハーベストファームの野田さんと『恋しくて』について話した。野田さんも中江監督作品で一番好きといっていたが、意外にも試写会の感想では、これまでになく意見が割れているらしい。軽くショック。
コメント
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