箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

民謡紅白と島唄の祭典(旧・東西民謡)

2008-11-21 19:15:00 | 箆柄日記
沖縄の正月番組といえば、琉球放送の『新春民謡紅白歌合戦』と、沖縄テレビの『新春!島唄の祭典(旧称:東西民謡合戦)』。沖縄の唄者や券\人が一同に顔を揃える、正月の看板番組である。今年も公開録画の日程が決まった。

 『第47回 新春民謡紅白歌合戦』
  2008年12月19日(金) 18:30 沖縄市民会館大ホール 

 『第3回 新春!島唄の祭典』
  2008年12月11日(木) 18:30 うるま市民件p劇場響ホール

どちらも年配層を中心に人気の高い番組だが、なんと入場は無料(整理券は必要)。昔は整理券を獲得するのが大変だったらしいが、最近は直接行っても大丈夫だろう。県外の民謡ファンには、全国的に有名な唄者だけでなく、地元限定有名人まで含めて、一度に見ることができてオススメだ。

だがしかし、毎年のことだが出演者が決まるのが遅い。今日2008年11月21日の時点で、問い合わせても出演者が決まっていない。なので箆柄暦『十二月の沖縄』にももちろん間に合わない。

ある沖縄のミュージシャンのお店の掲示板を見ていたら、「せっかくクリスマスのライブを観に行きたいのにスケジュールが発表になるのが遅すぎてチケットがとれなかった」との怒りの書き込みがあった。このミュージシャンは、ファンへのケアを欠いて収入を逃しただけでなく、沖縄に落ちる観光収入を確実に減らしてしまったことになる。

いちミュージシャンのお店でもこうなのだ。お正月の民謡番組を見たくて沖縄に来る人も相当数いるはずだ。早くから日程や出演者が分かれば、もっと県外からの旅行者が増えるはずだし、出演者を工夫することで地元の集客も増やすことができるだろう。

琉球放送さん、沖縄テレビさんには、もっとこの伝統ある正月番組を大事にして欲しいと思う。


追記:

OTV『第3回 新春!島唄の祭典』収録

 男性軍
 西泊喜則 ミヤギマモル 前川守賢
 仲本晶盛 津波恒英 大工哲弘
 
 女性軍
 G-FA coi-na とぅる・るん・てん
 内里美香 浦崎ヤス子 乙女椿

 こなパパ(コント)
 四ッ茶Vスターズ(踊り)

 ゲスト:
 仲村渠清喜(琉球民謡協会ブラジル支部)
 ディアマンテス

 司会:
 阿佐慶涼子 古川貴裕アナウンサー

 放送日:2009年1月2日 11:40~13:05放送予定
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