画廊沖縄に、森口豁写真展『さよならアメリカ』を見にいく。会場の画廊沖縄は、南風原町神里にある。ナハから行くと、ダンスクラブ月世界の先、軽便かりゆし駅の手前。道の脇に小さく看板が出ていた。
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会場に着くと、駐車場の脇のテーブルに、森口さんが座っていた。Bar土で行われた「森口カフェ」でお会いして以来だった。会釈をして画廊に入り、ひととおり作品を拝見。
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画廊オーナーの上原誠勇さんと会場にて
私が生まれた40数年前頃の沖縄の姿が、モノクロームの写真の中に焼き付けられていた(数点カラー)。森口さんの沖縄で初めてのスチール写真での作品展だそうだ。週刊金曜日での記事や、著著も並べられていた。
1972年に国会議事堂正門に体当たりして命を落とした上原安隆さんが、自死したときに被っていたバイク用のヘルメットも展示されていた。
2階にはゆくい処が設けられており、来場者や出展者らがお茶を飲みながらゆんたくできるスペースになっていた。やはり話題は基地についてのこととなる。どこまで行っても、私はウチナーンチュではない。かといって、ここで生活してきた中で、観光客とも、沖縄リピーターとも違う感覚を持つに至ってしまっている。
意見が合うことも、合わないこともあったが、デリケートな話題だけに、話を聞く方に徹した。発言する際も、なるべく言葉を選んで話すよう心がけたつもりだったが、ついつい余計なことも話してしまったと思う。画廊オーナーの上原誠勇さんがとても優しい方で、基地を巡る諸々に強い怒りを抱えながらも、穏やかに接していただいたことがありがたかった。
この写真展は5月30日までとなっている。29、30日は、森口さんのドキュメンタリー作品の上映も行われる。まだ少し時間があるので、行ける人は足を運んでみてはいかがだろうか。
追記:
そうそう、とても居心地の良いすてきなギャラリーであったことも書いておかなければ。画廊のウェブサイトがきちんと更新されていることから、よいギャラリーだはずと感じていたけれど、思っていた以上だった。
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会場に着くと、駐車場の脇のテーブルに、森口さんが座っていた。Bar土で行われた「森口カフェ」でお会いして以来だった。会釈をして画廊に入り、ひととおり作品を拝見。
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画廊オーナーの上原誠勇さんと会場にて
私が生まれた40数年前頃の沖縄の姿が、モノクロームの写真の中に焼き付けられていた(数点カラー)。森口さんの沖縄で初めてのスチール写真での作品展だそうだ。週刊金曜日での記事や、著著も並べられていた。
1972年に国会議事堂正門に体当たりして命を落とした上原安隆さんが、自死したときに被っていたバイク用のヘルメットも展示されていた。
2階にはゆくい処が設けられており、来場者や出展者らがお茶を飲みながらゆんたくできるスペースになっていた。やはり話題は基地についてのこととなる。どこまで行っても、私はウチナーンチュではない。かといって、ここで生活してきた中で、観光客とも、沖縄リピーターとも違う感覚を持つに至ってしまっている。
意見が合うことも、合わないこともあったが、デリケートな話題だけに、話を聞く方に徹した。発言する際も、なるべく言葉を選んで話すよう心がけたつもりだったが、ついつい余計なことも話してしまったと思う。画廊オーナーの上原誠勇さんがとても優しい方で、基地を巡る諸々に強い怒りを抱えながらも、穏やかに接していただいたことがありがたかった。
この写真展は5月30日までとなっている。29、30日は、森口さんのドキュメンタリー作品の上映も行われる。まだ少し時間があるので、行ける人は足を運んでみてはいかがだろうか。
追記:
そうそう、とても居心地の良いすてきなギャラリーであったことも書いておかなければ。画廊のウェブサイトがきちんと更新されていることから、よいギャラリーだはずと感じていたけれど、思っていた以上だった。