箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

銀座でウルマックス

2005-09-13 10:27:34 | 箆柄日記
AppleStore銀座で9月21日に株式会社エフエム那覇(ステーションネーム:78タイフーンfm)社長の平良斗星がセミナーを行うことになった。


写真は夜ですがセミナーは昼です。

毎週水曜日の13時から行われているBusiness Dayという枠の中で「コミュニティラジオとPodcasting」をテーマに、なぜ全国ネット局に肩を並べて、あるいはさしおいて、コミュニティ局であるエフエム那覇がiTMSのPodcastコーナーに突如現れたのか、またそのタイミングに間に合ったのかといった事を中心にお話しする予定。

ウルマックスの「うるま放送部」がどんな体制で作られているのか、ウルマックスはなにを目指しているのか、「Business Day」ですからまあどちらかといえば真面目な内容ですが、ウルマックスに興味のある方(いろんな意味でね)は楽しめると思う。

平日の昼間ですが、万障繰り合わせの上是非会場までお運びください。生演奏も予定しています。ささやかですが、プレゼントも準備中(間に合うかな…)。

 ●コミュニティラジオとPodcasting
  「エフエム那覇が示す新しい情報発信の可能性」
 場所:Apple Store, Ginza
 日時:2005年9月21日(水)13:00-14:00
 料金:入場無料
 問合:Apple Store. Ginza(03-5159-8200)
    エフエム那覇(098-951-1178)

お疲れバーベル!

2005-09-09 21:20:03 | 箆柄日記
東京からやってきた、バーベルというバンドのライブを見に、Human Stageへ行く(バーベルについては2005/09/01日記参照)。昼間放送されたマジカルの内容がとても面白かったのでライブも楽しみにして会場へ向かう。

今日は新作『~Days~』のレコハツツアーの初日で彼らがメイン、対バンはスカイメイツ、ザ☆フッカーズ、アビロジだった。ザ☆フッカーズが始まるあたりから見た。


ホントにストレートなロックバンド。

初めてバーベルの生のステージを見た。今時見ないほどシンプルなロックバンドだった。音も歌詞も、ちょっと気恥ずかしいほど真っ直ぐだった。彼らのデビューアルバム『昇天』からすると、確かに別のバンドのようだった。

けれども、いろいろと試みて、ぐるっと回って正面を向いたみたいな感じ。その分演奏はしっかりしている。上手い。それに東京では300人くらい集客するというから、今日のようによその土地でお客さんが少なめでやりにくいはずなのに、ぜんぜん気後れせず、手を抜かなかった。

約30人ほどの東京からやってきた追っかけの子達も、気にせず楽しんでいた。ほんとにほんとに良い奴らだ。かっこいいぜバーベル。


岸和田パワー爆発!

アンコールでは、対バンのみんなもステージに上がって、『昇天』の中から「他力本願」という曲を演奏した。マジカルでは昔の曲より今の曲を聴いてほしそうな感じだったので意外だった。けれど最後にこの曲を持ってきたこと自体に、彼らなりの思いがあるのだろう。

歳を取って世の中真っ直ぐ見られなくなってしまった私には、今のバーベルには気恥ずかしい感じもしたけれど、何とも言えない甘酸っぱい気持ちをもらって返った。楽しかった。

追記:
後日打ち上げにもお邪魔した。ファンサービスにも手抜き無し。またファンの子達も良い子達ばかりで楽しかった。若いってのはいいねぇ。お疲れ様でした!

燐光群『だるまさんがころんだ』

2005-09-07 00:04:03 | 箆柄日記
ナハぶらっ!に、燐光群『だるまさんがころんだ』に客演するKONTAさんが出演した。噂には聞いていたけれど、面白そうな内容。うるま市民件p劇場はちょっと遠いけど行ってきた。


地雷を売り歩く幽霊達

やっぱり、見に行って良かった。

地雷原に迷い込んだ海外派兵の自衛隊員、親分に地雷を手に入れろと命令されて奔走するヤクザ、自衛隊向けの地雷製造会社に働く男と家族、地雷除去作業に入れ込む義足の女、地雷のために村を追われた人たち、そして地雷を売り歩く幽霊。

セリフには、地雷と地雷を巡る世界の現実をものすごい情報量で織り込んであった。終わる頃には地雷とはどんな物で、なぜ問題なのか頭に入った気になっていた。いっぱしの地雷通。もちろん芝居としてとても面白く、役者も個性的でレベルが高いと感じた。傾斜を付けた舞台は様々な場面で効果を上げていた。

途中、インチキ臭いウチナーンチュの武器商人が登場する場面がある。演ずるは下総源太朗。実はこの人大学の先輩、劇団曙の源さんだ。十数年ぶりの再会。相変わらずの怪演ぶりだった。舞台がはねてから挨拶に行くとびっくりしていた。

びっくりついでに、うるま市民件p劇場(旧具志川市民件p劇場)のスタッフもびっくりしていた。毎月箆柄暦を作っている私がひょっこり現れたからだった。なかなか具志川までお芝居やコンサートを見に来るのは大変なのだ(それでも原チャリで片道1時間くらいだった)。

最近こういう事が多い。普通は、偶然の出会いがあって縁がつながるのだろうけれど、箆柄暦は暦でつながっているのにまだあったことがないという人が沢山いる。ウルマックスも同じ。これからはせっかくのつながりをもっともっと深い縁にしていきたい。

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昼間はバーベルさんの収録立ち会いだった。飛行機が遅れて、空港から直接スタジオ入り。PVの撮影スタッフやファンも入れると、総勢40人くらいになるらしい。統括の速水さんも大変だ。ライブは9月9日にHumanStage、9月10日に7thHeavenKOZA。


マジカルで9月9日14時放送

追記:
ナハぶらっ!でのKONTAさんへの寿子さんのインタビューがとても良かった。KONTAさんには会えなかったが、きっとインタビューされた方も感じるところがあっただろう。

イカしたカフェ「セテール」

2005-09-06 00:29:01 | 箆柄日記
イカしたカフェ「セテール」に行く。とうせい&えつぷ~(≠えっぷ~)夫妻と連れだって。


イカ焼きを焼くtakoさん

イカしたカフェのメイン料理は「イカ焼き」。大阪では一般的というが今まで食べたことがなかった。いや正確には一回だけ食べたことがあるが、作りたては初めて。「イカ焼きか、あれは良い物だ…」と呟きたいほどに獅ゥった。

店に入って程なくして、「あの、takoさんはnaruさんのお友達ですよね」と話しかけると、「え、もしかしてぴらつかさん?」「ええ、わたしがぴらつかです」「すると、こちらはえつぷ~さん、そちらはもしやとうせいさん!?」と話がつながった。

ま、そんなこんなで話し込んでいると、後からやってきたお客さんも、玉城のカフェ「ゆくい庭」の方、連れは先日の藝能祭でお会いしていた方。みんな何かしらつながっていた。「これから、しま~Bar天地に行きたいんだけど」と、十文字さんつながりでもあった。

もひとつおまけに、『沖縄ナビ』著者の童顔の主婦ライターいのうえちずさんつながりでもあった。

楽しいなぁ、つながる夜。ちょっとこわいなぁ、つながる夜。

琉球民謡音楽協会第4回藝能祭

2005-09-03 12:52:25 | 箆柄日記
琉球民謡音楽協会第4回藝能祭を見に行く。7月始めに開かれた琉球民謡音楽協会の民謡コンクールに合格した人の発表会。箆柄暦東京担当も今年新人賞に合格して出演、その他にも伊良皆貴士研究所の先輩や、仲宗根盛次研究所の皆さんなどが出演。


出演者だけで200名くらいはいた模様

那覇市民会館に着くと、大ホールが満杯になっていた。このホールは1Fが940席、2Fを合わせると1500席位になる。1Fはほぼ満席、2Fもまあまあ入っていた。さすが会員数700名だけあって、かるく一杯だ。

今年の藝能祭で群を抜いていたのは、やはり仲宗根盛次研究所の大城幸雄さんだった。大賞(コンクール最上位の賞)受賞の喜びの唄声。太く優しく安定した唄声が会場全体に響いた。伴奏の仲宗根盛次先生も嬉しそうだった。


西原の巨人、大城幸雄熱唱!
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大城幸雄さんとは、當間武三さんの沖縄芝居を取材中に知り合った。仲宗根盛次一門として芝居の地方を務めていたのが大城さん。地方は勿論、打ち上げの爆笑余興が凄かった。やっぱりここまで登り着く人は、ただ唄が上手いだけじゃなくて、撃ノ幅があるよなぁ。

當間武三さんも応援に駆けつけて、着物を着付けていたけど、大城さんが着ていた着物は武三さん所有の120万円の着物だったらしい。これもすげぇ。

舞台を見ていたら去年の自分のコンクール(八重山古典民謡コンクール優秀賞)と発表会の時のことを思い出した。あれからまだたった一年しか経っていないのに、随分と遠い昔のことのような気がする。

優秀賞不合格だった一昨年、優秀賞に合格できた去年、今年は最優秀賞(本島でいう最高賞)を見送る事にした。はやく最優秀賞にじっくりと取り組めるような状況になりたいと思っている。先は長くなりそうだ。

来月10月7~9日、今年も第31回八重山古典民謡コンクールの審査が行われる。受験される方は過去の箆柄日記に私の受験体験記がありますので良かったら参考にしてください。

 箆柄日記:『優秀賞不合格茫然自失編』(2003年10月3日頃)
      『優秀賞涙の合格編』(2004年10月3日頃)
      コンクール合格へ私的アドバイス

追記:
大工哲弘さんも師範として出演、大取りを務め「夏花」を唄われた。控え室ですれ違った時に挨拶すると「おお、ぴらつか、ご苦労さん」と返ってきた。憶えて頂き感謝。