生きる (空と有)
生きる死ぬは この世に存在するか
あの世に存在するか ということだけで
あまりたいしたことではない
病とて ひとときの苦しみで
人生の問題集とおもえば
自分を否定するものでも 自分をおとしめるものでもない
肉体的な視点でみるから病気は魔物にみえるのだ
この世的なるしがらみが生活苦となって襲ってくるのだ
霊的な視点で見れば
病気でも健康な状態でも
肉体の状態が変わっただけで 生きていることに変わりはない
生きている限り 人生の問題集の問題は終わらず
自分の使命を果たしていかなければならない
また この世でどのように存在しようと
それもたいしたことではない
大切なことは
その環境の中で
何を学び 何をおもい 何をしたのか
と いうことだ
常に 霊的な視点で生きていけば
苦しみも意味をもっていることが解ってくる
霊的な視点に立ち
生死を超越し 今を生きる
今 このときをかけがえのないとき として生きる
今 この一瞬に永遠の自分の命を生きる
そのように心して生きていこう
生死と戦い それを超越した あの頃
深い とうめいなかなしみ の中で
生み出された かなしみの言霊
あの頃から 今の自分をみれば
情けないかぎりだ
生きる・・・・
淡々と 愛の風を吹かせていくことだ