茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

なんだか、すごい映画だった

2019-05-28 16:30:00 | 読書・映画
今日、たまたまチャンネルをかえたら、「茶々」の文字が飛び込んできました。
なんだ?と、思ったら、和央ようかさん主演の「茶々〜天涯の貴妃」でした。
たしかこれ、ものすごい爆死映画だったはず。
怖いもの見たさで、見ちゃいました。
見ちゃった上で、なるほどね〜と、納得。
いったい何に納得したのかは、いちいち書きませんが、あのファンタジー大河「江」が、全然ファンタジーじゃないように感じたということで察してください。
そして、何より驚いたのは、原作、井上靖「淀どの日記」というテロップ。
本当に、井上靖がこんなすごい物語を書いたのですか?
井上靖が、お墓の中で怒ってませんか?
私も未読なのですが、すごく気になってきたので、さっそく図書館で探してみようと思っています。
そういう気持ちにさせるほどの破壊力を持った映画でした。

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シネマ歌舞伎を観てきた^_^

2019-04-09 08:13:30 | 読書・映画
今日はシネマ歌舞伎で「桜の森の満開の下」を観てきました。
先日、WOWOWでチラッとだけ「贋作桜の森の満開の下」を観て、ちゃんと見たくなったのです。
中村勘九郎の耳男が、どうしても「いだてん」の金栗四三にしか見えなくて困ったのですが、疾走感溢れる舞台の魅力は、映画になっても伝わってきました。
「桜の森の満開の下」という題名ですが、内容はむしろ「夜長姫と耳男」がメインになっています。
満開の桜の木の下は、耳男と残酷な姫君の約束の場所で、冒頭のシーンとラストのシーンが繋がった時、なんか、ものすごく感動してしまいました。
今考えても、夜長姫の中村七之助さんの声がすごく素敵だったなあ。
ちょっとわけのわからないところもあるし、饒舌すぎる言葉遊びに笑いながら、どこへ転がるんだろうなんて思いながらみていたのですが、わからないところが面白いと感じました。
「鬼」は、すぐそこにいるのに気づかない。見えているのに見えないふりをして、そして突然「鬼だ!」と指を指し、追い詰める。でも、鬼ごっこは鬼の方が楽しい。
わかるような、わからないような。
そんなお話です。
歌舞伎ですがあまり歌舞伎臭くないので、初めて歌舞伎を見る人でも楽しめますが、どの一コマを切り取っても、美しい画になるという、歌舞伎的な魅力もちゃんと備えています。
今年度の月一歌舞伎の第一弾に選ばれたのも、なるほどの作品です。
スタンプラリーの用紙をもらっちゃったので、話題の「ワンピース」でも観に行こうかな、なんて思ったり。
すっかり松竹の策略にはまったかな?

やっぱり、勘九郎は金栗四三に見える。





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ゴジラっておもしろい^_^

2019-03-15 21:21:37 | 読書・映画
CSで東宝チャンピオンまつり版「ゴジラ」特集をやっているのですが、昔の「ゴジラ」は理屈抜きに楽しくて好きです。
今日は「ゴジラ対モスラ」と「ゴジラ対キングギドラ」(「怪獣大戦争」を改題)の2作品を連続放映したのですが、お馴染みのザ・ピーナッツの双美人が出てきたり、水野久美さんの妖艶な金星人が出てきたり、海洋汚染に宇宙戦争、放射能汚染に電磁波と盛りだくさん。
お腹いっぱいなります。
大型計算機やおかま型空飛ぶ円盤は笑えるし、今見るとかなり貧相な特撮シーンも、むしろ味があって、私は好きです。
「ゴジラ」ファンにはあまり評判が良くないこのシリーズですが、懐かしい昭和な街並みが再現されたジオラマを見ているだけでも飽きません。
ほんと、楽しいわ。



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翔んで埼玉

2019-03-10 16:46:18 | 読書・映画
昨日、父ちゃんと「翔んで埼玉」を見てきました。
馬鹿馬鹿しくて笑っちゃう映画です。
くだらないともいえますが、本当にディスられているのは、埼玉じゃなく東京。
埼玉で人気があるのは、ちゃんとその辺りをわかっているからなのでしょう。
私は地方出身だから、都会人の田舎いじりってどうしようもないなあと思って見ていました。
しかし、東京に住んでいてもヒエラルキーはある、という設定はシビアで、でも、誰もが感じていることでもあります。
笑っちゃっていいのかな?と思ったりもするけれど、バカバカしいと笑い飛ばすのが正解なのかもしれません。

ガクトさんも伊勢谷さんも、バカバカしいことを真面目に演じていて、そこがとてもよかったです。
まるで宝塚みたいにゴージャスな、ボーイズ・ラブ映画です。
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やっと行けた^_^ボヘミアン・ラプソディ

2019-01-23 14:41:26 | 読書・映画
去年から、ずっと行きたかったのですが、なかなか行けなくて、やっと行けました。
朝9時からの上映だったのですが、客席はほぼ満席。
まだまだ人気は衰えていないみたいです。

彼、フレディ・マーキュリーの物語。
民族的マイノリティーであり、性的マイノリティーてもあったフレディ。
「ボヘミアン・ラプソディー」の歌詞の意味は、長いこと謎だったのですが、そうだったのか、と始めて自分の中で腑に落ちました。
そして、涙が溢れて止まらなくなってしまいました。
クイーンのヒット曲が贅沢に流れて、いわゆるジュークボックス・ミュージカルみたいなんだけど、フレディの心の旅路が丹念に描かれていて、ものすごく良かったです。
ラストの21分もの「ライブ・エイド」は圧巻で、ホンモノ?と思ったくらいです。

さて、クイーンの「キラー・クイーン」って、当時中学生だった私には、とても衝撃的でした。
こんなロックがあるのかと。
また、ふわふわしたお嬢様然とした高校の同級生が、熱くクイーン愛を語っていたことなんかも思い出して、懐かしくなりました。
明日は、声出しオーケーの上映があるそうです。
残念ながら、仕事の後に頑張って駆けつけても間に合いません。
また、チャンスがあれば参加したいです。
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メアリーの総て(追記しました)

2018-12-15 16:11:41 | 読書・映画
今日、頑張って早起きして観たのは、「メアリーの総て」です。
「フランケン・シュタイン」の作者、メアリー・シェリーの物語です。
新宿の「シネマ・カリテ」という、本当に小さなミニ・シアター。
ロビーも、びっくりするくらいの狭さですが、映画愛を感じるシアターです。

こんな、ポップがお出迎えです。

映画を見に行こうと思い立つ理由はいろいろあるけれど、メアリーが墓地で母の墓石にもたれて物語を書く新聞広告の写真にひきつけられたのが、第一の理由。
まるでウオーター・ハウスの絵のようで、その美しさに目がとまりました。
この映画は、衣装や美術、19世紀のイギリスの風景など、映像には絵画的な美しさがあふれています。
だから、その第一印象は間違いではありませんでした。

けれども、もう一つの理由は「フランケンシュタイン」です。
再来年に再演が予定されている「フランケンシュタイン」は、陰惨すぎて私には辛いミュージカルでした。
歌はすごいけど、どうにも物語に入り込めなくて、私の中では微妙だったのですね。
その「フランケンシュタイン」をわずか18歳の若さで書いた女性がこの映画の主人公、メアリー。
「フランケンシュタイン」のパンフレットには、バイロンの邸を訪れた際に怪奇小説をみんなで書いて発表したとしか書かれていなくて、遊びで書いたのか、みたいな印象でした。
ところが、この映画を見て、怪物とメアリーの孤独が繋がっていたんだいうことに気がつき、なんだか、再演が待ち遠しくなりました。
メアリーが「フランケンシュタイン」を書くためには、どれだけたくさんのものを失わなくてはならなかったか。
喪失と絶望、深い孤独。
メアリーは、それを物語を書くことで昇華させていったのですね。
孤独な怪物の叫びが、ストンと腑に落ちました。
そして、ホント、男って最低よね!ってことも。

楽しい映画ではないかもしれないけど、心に残る映画でした。
頑張って早起きしてよかった。

シネマカリテでの上映は21日まで。22日からは、これまた観たい!「シシリアン・ゴースト・ストーリー」です。
(「メアリーの総て」は、1月中旬までやるみたいです)
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ジュラシック・ワールド 炎の王国

2018-07-16 20:42:37 | 読書・映画
昨日の夜、レイトショーに行きました。
お兄ちゃんとお嫁さんも誘って、IMAXで楽しんできました。

恐竜好きのお父ちゃんとお兄ちゃんは、ジュラシック・パーク3に次ぐ酷さだと怒っていましたが、私やお嫁さんにとっては、結構エグいけど、夏向きのパニック映画というかホラー映画だな、という印象。
胎教には向いていなかったのか、それとも、恐竜に興奮したのか、赤ちゃんがお腹の中でよく動いていたそうです。
お父ちゃん・お兄ちゃんの直系なので、きっと、恐竜大好きに育つでしょう。

さて、ジュラシック・ワールドですが、私は前作をちゃんと観ていません。お父ちゃんがブルー・レイを家で見ているのをチラチラながら視聴していた程度なので、前回のキャストと言われてもよくわかりません。
ただ、ジュラシック・パークのオマージュがたくさん出てきたり、ブルーとの関わりは丁寧に説明されていたので、置いてきぼりにはされずにすみました。

今回は、恐竜そのものが主役ではなく、人間の身勝手さとか生命倫理とか、そういうテーマが大きく扱われていて、そこが少しまとまらない印象をうけました。
勝手に再生されて、勝手に見捨てられていく恐竜たちが主役として大きく扱われていたら、そこに人間のエゴも大きくクロースアップされていたと思うのですが、なぜか勧善懲悪、悪者大粛清が描かれてくるので、感動や余韻が冷めてしまうというか、変な気持ちにさせられました。
あの、桟橋で置き去りにされて佇んでいた恐竜が噴煙に霞むところで映画が終わっていたら、ものすごく余情や余韻が残ったのかな、と。

でも、パニック映画とホラー映画と両方楽しめると思えば、まあ、いいんじゃないかなあ。

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アイ、トーニャ

2018-05-05 15:37:26 | 読書・映画
わざわざ桜木町まで出かけたのは、この映画のため。
近所じゃやってなかったのです。
海老名だと、座間の大凧まつりの影響で道路が混むかと思って、やめたのですが、電車で行けば良かったかな?
とにかく、混んでて大変でした。
パンフレットのために小一時間かかりました。
おそるべし、デジモンです。
(限定グッズのために、たくさん並んでいたのです)

さて、この映画は、とても面白かったです。
トーニャ・ハーディングといえば、フィギュア界最大のヒール。
その強烈な印象は、いまだに残っています。
その、謎の多いケリガン襲撃事件の真相を描いた映画なのですが、真相は藪の中です。
ただ、トーニャという一人の女性のスケートだけを支えに生きてきた人生が、なんだか愛おしく思えました。

強烈な母親、アホな旦那やその友人。
トーニャは、貧しく、教育もない。
あるのはスケートの才能だけ。
周りがきちんと支えてくれたら、違っていたのかもしれない。
あるいは、甘やかされてスケートの才能も伸びなかったのかもしれない。

彼女のやるせない人生に、ため息がもれる。

これ、基本的には喜劇ですよ。
結構笑えます。
おススメです。
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よかった

2018-04-13 15:32:37 | 読書・映画
「ちはやふる」の上の句・下の句ですが、今度の日曜日、CSの「日本映画チャンネル」で一挙放送やってくれます。
昨晩、「下の句」をやっていて、なら、絶対「上の句」の再放送もあるはず」と思って探しました。
ありがたいです。
有料チャンネルを契約していてよかった。
でも、せっかく送ってくる情報誌、ちゃんと見なきゃ駄目ですね。
反省。
(今月号、どこにいったかわかんない)
ただ、見たいと思うタイミングでいつも放送があるわけじゃないのが残念、かな。
とりあえず、録画予約しました。


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ちはやふる〜結び

2018-04-11 15:47:41 | 読書・映画
私が見たのは「ちはやふる 結び」です。
「上の句」も「下の句」も見ていないのですが、「ちはやふる」の原作はずっと続けて読んでいるので、全く(ではないのですが)問題なく映画の中に入り込めました。
原作のエッセンスをぎゅっと凝縮して、ちゃんとまとめあげていて感激しました。
いい青春映画です。

広瀬すずなのか広瀬アリスなのか、おばさんの目には区別がつかないのですか、いい意味で千早ちゃんそのものでした。
そして、松岡茉優さんの凄さに圧倒されました。
松岡さんって、ほんと、(こういういけずな役)うまいです。

「上の句」と「下の句」も見てみようかな?
順番が逆ですが、それもいいなと思います。
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ゴースト 中島京子

2018-04-11 08:44:01 | 読書・映画
久しぶりに、ちゃんと感想を残しておかなくてはと思う本に出会った。
中島京子さんの「ゴースト」。

7つの短編は、幽霊譚なんだけど単なる怪奇譚ではない。
どの物語にも「戦争」の影がつきまとう。
過去のものとして忘れ去られ、そして都合のいい時に、都合のいいように思い出される過去の記憶。

妖艶な第一話、「原宿の家」。
社宅の縁側で、カタカタ歌っていたミシンを思い出した第二話「ミシンの履歴」。
第三話の「きららの紙飛行機」は、ネグレクトされているきららと戦災孤児のケンタとが時空を超えて交流する物語。
私はこういう傷ましい物語はあまり好きではない。
できたら読みたくはなかった。
第四話「亡霊たち」、第五話「キャンプ」、第六話「廃墟」と、ちょっと重たい話が続き、最後に軽そうに見える「ゴースト・ライター」。
それまでとは趣の異なる「ゴースト・ライター」までたどり着くと、この短編集に込められている意図がはっきりしてくる。

何も言えないまま死んでいって、(都合が悪いから)誰にも思い出されず死んでいった「ゴースト」たちの声をすくい上げたのが、この短編集。
すくい上げていくのが、作家の仕事。

人によって、どの物語が心に残るか違ってくるだろうなと思う。
それは、その人の好みかもしれないし、生きてきた軌跡にもよるだろう。
だからこそ、若い人には、「亡霊たち」に出てくる千夏のように、「亡霊」が見えるようになってもらいたいなと思った。
私も、「好きじゃない」なんて言っていられない。(でも、いや。)

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空海〜美しき王妃の謎

2018-02-25 23:11:14 | 読書・映画
今日は映画を観てきました。
「空海〜美しき王妃の謎」という題名なのですが、「妖猫傳」という中国語のタイトルの方がぴったりくる印象を受けました。
ホラーなのかミステリーなのか、よくわからないのですが、きっと愛の物語なんだろうなと思います。
豪華できらびやかな映像美や、長安の町のセットは見事です。
幻想的な極楽の宴も、映画ならではの演出で楽しめます。
それに、黒猫が涙を流す場面ではちょっとうるっときます。
(このあいだのバディントンもそうだった)
一緒に行った父ちゃんが、最後のテロップで、なんだよこれ、角川映画なの?といったので、はたと気がつきました。
そうです、このテイストは角川映画そのもの。
時をかける空海!だったのか。

私はこれ、嫌いじゃないです。
でも、おススメかというと微妙です。
黒猫より、もふもふのクマのほうが、私は好みです。
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もふもふのクマに泣く

2018-01-21 18:35:42 | 読書・映画
パディントン2に行ってきました。
おもしろいですよ。
可愛いですよ。
そして、泣いちゃいました。

もふもふのクマなんかにがっつり心をつかまれる、傑作です。
私、ヒュー・グラントのファンで、結構いろいろ見ていますが、これは、彼の代表作になります。
なんてね。

さて、今回も夫婦50割引で行ってきたんだけど、今回は年齢確認されました。
ちょっとだけ、嬉しかったわ。
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映画を見ました

2017-12-26 20:05:03 | 読書・映画
今日は、映画を見ました。
「DESTINY鎌倉ものがたり」
芸達者な役者さんたちがもったいない使い方をされているような気もしますが、面白かったです。

でも、みんなが思っている鎌倉って、こんな感じなのかな?
江ノ電にゆられて職場に通う私には、鎌倉はあまりにも日常すぎて、不思議な感覚でした。
鎌倉は、こういったファンタジーの舞台とはちょっと違う気がします。
むしろ、千と千尋のオマージュ?のように思えました。
でも、妖怪や幽霊たちが集う夜市は、御霊神社の「面掛行列」がモチーフなのかもしれませんね。

お父ちゃんと一緒に「夫婦50割引き」というお得なチケットで観たのですが、二人で2200円って、かなりお得ですよね。
入場の際、身分証明を求められるかとドキドキしましたが、全くスル―。
それはそれで複雑でした。

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婚約者の友人

2017-11-04 14:05:49 | 読書・映画
私が見たのは、この映画です。
「婚約者の友人」
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