松本の進学校を舞台にしたラノベです。
地方の進学校の雰囲気が描かれているのですが、これが、ものすごくよくすごくわかるのです。
確かに今の物語なんだけど、登場人物たちの心の動きはとても古風で、懐かしい。
そう、懐かしいのですよ。
なんかね、自分の高校生活のことを思い出してしまった。
毎日毎日、嫌になるくらいの課題をかかえ、ひいひい言いながら延々バスに揺られて街の高校へ通ったあのころ。
可部線や芸備線に乗って通ってくる同級生はやたら頭がよかった。
部活も勉強もちゃんと両立している子もいっぱいいて、ああ、彼女は香衣ちゃんに似ている。
そんな大昔の昭和な青春が、まだ地方には生き残っているのか?
それは疑問だ。
だから、今時の高校生よりは、昔地方の高校生だった人の方が、主人公たちの心の中にすんなり寄り添えるのではないかと、思う。
ラノベらしからぬラノベ。
角川スニーカー文庫なので、大人は手にとりにくいけど、オススメです。
地方の進学校の雰囲気が描かれているのですが、これが、ものすごくよくすごくわかるのです。
確かに今の物語なんだけど、登場人物たちの心の動きはとても古風で、懐かしい。
そう、懐かしいのですよ。
なんかね、自分の高校生活のことを思い出してしまった。
毎日毎日、嫌になるくらいの課題をかかえ、ひいひい言いながら延々バスに揺られて街の高校へ通ったあのころ。
可部線や芸備線に乗って通ってくる同級生はやたら頭がよかった。
部活も勉強もちゃんと両立している子もいっぱいいて、ああ、彼女は香衣ちゃんに似ている。
そんな大昔の昭和な青春が、まだ地方には生き残っているのか?
それは疑問だ。
だから、今時の高校生よりは、昔地方の高校生だった人の方が、主人公たちの心の中にすんなり寄り添えるのではないかと、思う。
ラノベらしからぬラノベ。
角川スニーカー文庫なので、大人は手にとりにくいけど、オススメです。