夜中に目が覚めて、それからずっと起きています。
茶々子に呼ばれたんだなと思ったら、萌花もヒュンヒュン鼻を鳴らしはじめました。
茶々子が見えなくなって、2年。
あの日は、寒かった。
フリースの膝掛けに茶々子をくるんで、夜中に病院へかけつけたこと。
まだ、温かさの残る茶々子が死んでしまったことが信じられなかったこと。
いろいろ思い出していたら、涙が出てきて、ひとしきり泣いたらすっきりしました。
久しぶりに花を買いました。
あんなに毎日欠かさなかったのに、ごめんね。
でも、茶々子のことを、忘れたことはないよ。
大好きだよ。