旅するわんこのペンション情報

茶々子連れの旅行はもう珍しくありません。
初めての長旅の時は、車のなかでずっとヒンヒン鳴き通し、ＳＡや料金所では大騒ぎで、正直イラッとしました。
近頃は、走行中はだいたい静かに惰眠をむさぼっています。
ただ、目的地に近づくとギャアギャア吠えて暴れるのだけはなおりません。
なぜなんでしょう？
わかりません。
さて、広島のおばあちゃん家や、京都のお兄ちゃんとこには何度も行きましたが、ペンションに泊まったのは今回が初めてでした！
わんこＯＫの宿はまだ少なくて、ＨＰで見つけたのが今回のマキノ高原の宿です。
若狭から近江の仏様を巡るのが旅の目的の一つだったから、マキノ高原はちょうどいい宿泊地でした。
ペンションには、けっこう立派な犬用プールとドッグランが二カ所設置されていました。
室内にはトイレシートが敷かれたサークルが用意されていて、部屋で留守番させる時はそこに入れるのが約束です。
ベッドに乗せてはいけないことになっていたので、ベッド用にクレートを用意して行きました。
持ち物としては、犬用の食事、食器、雑巾、エチケット袋、消臭スプレー、コロコロ、ベッドが必要です。
もっともこれらは、わんことドライブするときの必需品。
だから、今回特別に準備したものはありません。
部屋や車を汚さないように、今回はずっと洋服を着せていました。
(昔と違ってあまり嫌がらずに服を着てくれるようになりました）
茶々子はトイレは外なので、病気などよっぽどのことがないかぎり、室内ではそそうはしません。
ただ、初めての場所で緊張して、オシッコをしてしまうことがまれにあったので、気をつけるようにしていました。
おかげさまで今回は大丈夫でした。
食事中は、部屋のサークルでお留守番か、食堂内のプレイエリアで待たせるか、リードをつけて足元か、自由に選べました。
茶々子はもちろん足元です。
概ねイイ子でしたが、警戒心が強いので、廊下や隣の部屋の物音に反応して吠えてしまうのには困りました。
ただ、このペンションの看板犬・チワワったら、吠える吠える。
これじゃあ、「無駄吠え禁止」なんて言えないでしょ、でした。
しかも、フロントの窓に「猛犬注意」のシールが貼ってあるの。
チワワ君に「あなたが猛犬ちゃんですか？」って聞いたら、なんと猛犬はダックスちゃん。
温和でおとなしそうなお顔なのに、いきなり噛みついて怪我をさせたから、犬歯を削られちゃったんだって。
すごい話でしょ？
出来過ぎの看板犬はイヤミだけど、これはどうなんでしょうね。
二食付きで大人が9000円弱の宿泊料で、小型犬は1050円。
トイレとお風呂・洗面所が共用で、タオル歯ブラシの準備はなし。
料金との兼ね合いもあるから、全体的には悪くないと思いますが、全館禁煙が愛煙家の父ちゃんとお兄ちゃんには不評でした。
ぺンション名は内緒にしておきます。