紀伊國屋サザンシアター。
「イーハトーボの劇列車」。
昨日が初日で、今日は、二日目です。
初日見舞いがずらっとならんでいて、ちょっと壮観でした。
ロビー花も飾られていました。
「StarS」の二人(浦井くんと育三郎くん)から贈られていた、ひときわ大きな花。
「あまちゃん」からも届いていました。
律儀ですよね。
もちろん、渡辺えりさんからも。
さて、二幕で、15分の休憩込みで3時間。
正直、ちょっと長く感じました。
ミュージカルの、一幕1時間15分、二幕1時間という上演時間が体にしみついているからでしょうね。
芳雄くんの賢治ですが、あまりに訛っていて、しかもあまりにダサくて、一幕冒頭、「だれ?これ」と思ってしまいました。
でも、それでいいんだよね。
ここは、東京に憧れている田舎ものだから。
ところが、二幕目になると、衣装のせいかもしれないけど、なんとなく、かっこよくなっちゃいます。
うーん。
正直、カッコ良すぎ?
でも、賢治って、地方のお金持ちの坊ちゃんだから、あんなもんなのかな?と思ったり。
少し、小林多喜二っぽい賢治です。
初演をテレビで見たことがあり、戯曲も読んでいるので、筋を追う必要はなかったのですが、それでも気になるところはいくつかありました。
いっぱい笑って、うるうるして、ちょっとだけ心が浄化された気がしました。
これは、思い残し切符。
思いを引き受けるために、拾ってきました。