泥流地帯 (続) (新潮文庫)三浦 綾子新潮社このアイテムの詳細を見る |
まだ途中です。
拓一おにいさんの無償の愛に涙・・・
無償の愛って・・・何だろう・・・・
愛は相手を求めることだと思ってしまう自分とは次元の違う愛です。
そんな愛を一生つらぬくというのは・・・大変なことです。周りから見たら変人です。でも、そんな境地に立てば、逆に愛が向こうから寄ってくる気がします。
拓一おにいさんの泥流に飲み込まれた汚れた大地を復興しようとする姿もすばらしい。結果的に報われないとしても、その間の努力は自分の宝になる・・・この深いお話は感動せずにはいられません。周りから見たら、ただのムダな努力をしているアホですからね。
自分は見返りを求めての行動しかしていないので、そんな拓一さんはすごく輝いて見えます。
・・・・・・・・・・・・・・・
読み終えました。
最後に希望で終わっています。
あるいみ、この先も苦労のし通しだと思います。
でも、新しい希望を胸に生きていくことができる。それって、人間にとっての一番の幸せ・・・生きがいなんじゃないかなあ・・・