3月のライオン 7 (ジェッツコミックス) | |
羽海野 チカ | |
白泉社 |
きました!新巻です。自分の中の「先を読みたいマンガ大賞」です。
れいくんがこのまま恋愛に 発展してしまうのか!?でも、あのきついお姉さんのことがあるので、そんなぽかぽかした終わり方にはしないだろうなと思ったり、でも、あのぽかぽか攻撃を受けた人はその呪縛から逃げられないんじゃないかとか、あかりさんときついお姉さんは実は似ているのかもとふと考えてしまって、あわてて何が根拠でそう思ったのかぜんぜん思い浮かばなかったり・・・うーん、しいて言えば、若いときから何か使命感みたいなものを持って育ってきたということぐらいかもしれませんが・・・
これからの展開としては、この巻には1コマしか出てこなかったあのお姉さんがどういう風になっちゃうのかが気になります。ガツンとなっていい子になっちゃいましたなんていうのはつまらないですからね。 ババーンとはげしく、ぽかぽかな世界を荒らしまくってほしいものです。
そういう荒波を乗り越えたときに、真のぽかぽかな世界が待っているのかもしれません。なんのはなしやら。
あのぽかぽかな世界はあかりさんにとって幸福なのだろうかなんていうことも考えちゃったりします。このお話はあかりさんと激しいお姉さんの落ち着き場所探しの話なのかもしれません。そのときれいくんはどうなっているのでしょうか。
そういえばライバル君も直接的には出てこなかったなあ・・
キャラがいっぱいでてきたので、これをまとめるのも大変ですね。
どの辺までお話は進むのでしょうか。
なんか、この作品を読むたびにマンガの可能性を感じてしまいます。
同時にこの間になって、何か違和感が生まれてきたのも事実です。あの先生の交代劇といじめの収束宣言みたいなところが、ちょっとシンクロ率が低下してきた感があります。
あの激しさや寒さが失われると、ぽかぽかのよさが失われるんですよね。
一定の距離感があって成立してきた世界をこれからどうするか見ものです。関係をぶっ壊すのか、この流れで最後まで行っちゃうのか。その結末を見るのは楽しみでもあり、同時に怖い感じもします。
結論。
映画化とかやめてほしい作品です。