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長い長い映画です。休けいが入る映画って言うのは、昔は当たり前だったんでしょうか。アダモとイブ・・・じゃないや。アダムとイブの話とか、ノアの箱舟、バベルの塔、ソドムの話とか、いろいろ観たり聞いたりしたことのある話が凝縮されています。
人の動きがぎこちないのはちょっと気になるところですが、映像はすごいです。ノアの箱舟が巨大なことがよくわかります。それで、違和感がないんです。
人は神に似せてつくったというところで、他の動物との区別にもなっているのでしょうか。でも、そうやって似たようにつくっといて、増長しちゃったらリセットボタンを押しちゃう神ってひどくないかとも思います。でもそれを言ってしまうと、神の考えは人間の考えの届かないところにあるといわれておしまいなのかもしれません。
理不尽なことがあっても、神様には人間では理解できない宇宙規模の考えなのだから、不満を言ってはいけないと、結局泣き寝入りで自分の現状を仕方がないと思ってしまう気もします。
国家が宗教を使って支配する、いい口実になりますね。
神を信じていれば、ちょっとした過ちぐらい、許してもらえるのかな?逆に神を信じない人がいくら言い人でも、それは何の意味もないことなのでしょうか。
宗教って結局、色分けをすることが宿命付けられているのでしょう。