OK牧場の決斗 [DVD]パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパンこのアイテムの詳細を見る |
2人の友情・・友情という何か甘っちょろいものじゃなくて、絶対的な信頼というか、心の通じ合いが面白いです。お酒を飲むシーンが何度か出てくるんだけど、2人が向かい合って、2人ともお酒を持っているシーンは最後だけだったような気がします。お互いに通じ合っているんだけど、表面的にけん制していた感がそれまではあったんだけど、それが最後、2人でお酒を飲み交わすことで、表面上もがっちり来るということなのかと思ったんですが、その割には、やっぱり同じだったといいますか、命を削って無茶な酒を飲み続けるドクターに対して、あっさりと別れを告げて去ろうとします。後ろ髪をひかれつつも、あっさり別れようと体が動いてしまう・・・「男」の矛盾ですね。
「男」であろうとすることで、自分の意にそぐわない決断をしなければいけない、宿命といいますか。「女」にとってはどうでもいいことに振り回される男はこっけいですね。「男」のプライドのために命まで失ってしまうわけですからね。
ここに出てくる女は現実的でありながら、結果的に男に振り回されてしまう存在なんですね。
結婚までしながら、たたかいにいく男を止められなかった女、大事な子どもを殺された女たち。何で男たちは、争いごとに明け暮れ、殺し合いをしなければならないのか。これは、理解できないでしょう。普通は理解できないです。でも、その社会が、「男」を作ってしまったんですね。
ワイアットアープさんは、好きな女性と幸せに暮らすために、今まで付きまとってきた争いや殺しの世界から離れようとするわけだけれど、兄弟の応援要請にこたえてしまうわけです。とても悲しいシーンですね。お互い愛し合っているのに、別れなければいけない。とても辛いところです。
女性の、そこでどっちを選ぶかを突きつけるというところに、その女性の強さを感じました。そして、男の選んだ道をそのまま受け入れる。いや、受け入れるというよりは、相手の選んだ道によって、自分の意思を曲げない強さですね。受け入れたわけではないですね。男の意思を受け入れたのではなくて、男がその道を選んだ事実だけを受け入れたとでもいいますか。
まあ、愛し合っていても別れなければいけないということもあるんですね。
死別のように、どうしようもない別れもあるけれど、お互いの生き方での妥協できない部分で別れるというのも、結局どうしようもない別れなのかもしれません。
ドクターの恋愛は悲しいですね。これも、お互いに愛し合っていたのに、「ツキ」がかわった。お互いにつれなくしていてもいっしょにいるときはいっしょにいたのに、よりを戻したいと思っても、お互いが離れる行動に出てしまう。お互いに自分の意思とは反対の行動に出てしまう。悲しいですね。
あと、あのビリーのお母さんがかわいそう。愛する子どもをそうやって失ってしまって。そんな決闘なんて何の価値もない。愛するものを失うだけなのに。
あと、2枚目はうらやましいと思いました。狙いをつけた女性の行動を毎日観察して、偶然を装い近づいて、自分でそのことを白状したのに、2枚目が白状しても、それはかっこよく見えるから不思議です。
自分がやったら、ただのストーカーですよ。それこそ、保安官に捕まっちゃいますよ。
自らが保安官という地位を利用して、なお且つ、2枚目であることをいいことに、あんなふうに女性を落とせるなんて、うらやましい!
あの女性のあふれ出す品のよさがいいですね。
あのネックレスをいじってうじうじするというか、期待に胸躍らせるというか、そういうしぐさがとても良かったです。あんなことされたら、もう、たまらんですね。
主人公の人、この前に映画にも出てたけど、別人のようなかっこよさ。この前の下品な感じがまったくなかったです。
ドクターの方も、いい味を出していて、今なら、ショーンペーンがやったりしたらいいなあ・・・なんて、ちょっと顔の感じが似てるだけで思いました。
カードをしているときのほんとに体の一部になっている感じがとてもよかったです。
あと、咳き込み方がすごい。
この人は、きっと、アカデミー肺炎男優賞をとったにちがいありません。
その後の話としては、下のような作品もあるんですね。ちょっと観たくなりました。
墓石と決闘 [スタジオ・クラシック・シリーズ] [DVD]20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパンこのアイテムの詳細を見る |
ワイアットアープという人は、日本で言う、宮本武蔵みたいなもんだといってました。OK牧場は、巌流島ですね。中国で言う、ウォンフェイフォンみたいなもんかな?
何度も映画化されているようです。
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椿三十郎 通常盤 [DVD]エイベックス・エンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
この前見た黒澤明監督の作品をみて、興味を持って、それで、この映画がどんな感じになっちゃっているのかを観たくて、あまり期待もしないで観ました。他のレビューを見ると、黒澤作品と比較してぼろくそ言っているのにまじって、黒澤作品は抜きにして、映画自体を高く評価している人もいたので、そういうのも気になってました。
黒澤作品の中でも、人気の高い(のかな?)この作品を何でリメイクしようと思ったのか、、そこにどんな力が働いたのでしょうか。(幸せの黄色いハンカチがハリウッド映画になったというのも驚きですが・・・)
この作品に挑むにはかなり勇気がいると思います。比較するなというほうが無理な話で、どうしても、本の作品との比較をされてしまいます。この映画が好きな人なら、ここのシーンは、どう表現するのだろう・・・どう解釈するのだろう・・・ということになりますからね。
だから、おのずと、巨匠黒澤明に挑戦する気構えがない限り、出来ないと思うのです。素人じゃないんだから、きっと、映画を作る人ならなおさら手が出ない。立ち向かうには壁が大きすぎる。それ以前に、手を出そうなんて、思いつかないと思うんだけど・・・
そこに手を出した。手を出してしまった・・・という感じなのかな?後悔してるんじゃないかな?監督も出演者も。だって、作った本人たちだって、おのずと、過去の作品との比較をすると思うんです。
そして、比較したら、恥ずかしい気持ちになるんじゃないかなと。いや、もし、恥ずかしくなるような気持ちがあれば、完成する前に、途中で投げ出すでしょう。いや、作る前に、あきらめるでしょう。
きちんと作品として仕上げたということは、比較されても遜色ない作品が出来たと自負しているということだと思います。
比較するなというんだったら、比較されるような条件でつくってはいけません。椿三十郎をパクッた映画を作るならまだしも、椿三十郎をつくったんですからね。
そして、この作品は、黒澤監督の作品に立ち向かっていったのか。
自分の目からはそれは感じませんでした。
この作品の唯一面白いと思えるところは、脚本です。黒澤作品の前にこの作品を見たら、面白いと思う人がいるかもしれません。やっぱり脚本はしっかりしているから、それなりに、場をもたせることは出来ます。でも、それを、この作品の力だと勘違いしてはいけないんじゃないかな?
人の描き方がとても軽いですね。
奥方様も、ただの「足りない人」になっちゃってる。
奥方様の能天気な発言の中に鋭く光るなにか。その何かがないんです。気品というか、その人の生きてきた知恵というかつよさというか、そういうものがあったから、椿さんは扱いづらいというか、どこか勝てないものを感じているので、ああいう態度になると思うんだけど、これだと、ただの能天気な人なだけですもんね。
敵のお侍さん・・・また名前が出てこないけど、最後に斬られる人も軽い。これが現代の人に見やすいように変えたということであれば、よっぽど現代人は「足りない人」になってしまったのかもしれません。
椿三十郎の織田さんは、一生懸命さはわかります。でも、それだけです。この役どころ自体が、過去の作品に縛られていることがよくわかります。そうである以上、過去の作品を超えることはできません。どうせ人物を軽くするなら、思い切って、軽い浪人にしてしまった方が良かったんじゃないかな?
敵の人も、中途半端に軽くしないで、もっともっと「足りない人」たちの学芸会の方が、楽しめるかもしれません。
過去の作品をそっくりそのまま再現するか、逆にはっきりと違う方向にもって行くか、どっちかしかないはずです。
仕官するときの行列のシーンは、この前観たときに一番印象に残ったシーンですが、その計算された、スタッフが一体となってつくりあげられた映像が、見事に粉砕されてます。ずたずたに切り裂かれている感じ。
捕まった4人を助けるためにいっぱい切り殺すシーンは、相手が反撃するだけの余裕を与えないように、すばやく殺しまくるというここも計算されたシーンだと思うんですが、そこも、まったく無視して、はあはあいいながらチャンバラを披露します。あれだけ相手に刀を抜かれて正面から、かかってこられたら、絶対に死ぬのは椿さんのほうだったと思います。あそこのスピード感を殺してしまったのがダメです。解釈の違いだというかもしれませんが、違う解釈をするんだったら、それなりの説得力を持たなければいけませんよね。
最後の血飛沫の有名な決闘は、もう、どうでも良くて。だって、その決闘に至るまでがこれだとつながらないです。これだけ軽いこそ泥みたいな2人の関係であれば、怒りが収まらなくて決闘に及ぶという結果に向かわない気がします。それこそ、出し抜かれてしまった!わっはっはっは!で終わりそうなもんです。
しかも、血が出ない。あまりにも強烈な血しぶきシーンに対抗するにはどうするか、考えたんでしょうね。同じじゃ観る方はちっとも驚かないです。そのけっか、出ました。血が出ない作戦。これなら、みんな驚きます。しかも、一瞬の一太刀のたたかいじゃなく、長々ダラダラやっちゃえば、誰だって驚きます。監督に、してやられた!と、思うしかありません。
作品の要のシーンで、ずっこけます。やっちゃった感満載です。
ここまでズタズタにした以外性はすごい!誰も止められない。いや、誰も止める気にもなれない。
昔の作品の名まえに頼らなければならないのが今の映画界の現状ということでしょうかね。
ヴェラクルス [DVD]20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパンこのアイテムの詳細を見る |
景色がすごい。メキシコの景色は日本では信じられないような景色です。
ピラミッドみたいのが並ぶ中の行列、古く寂れた街。遺跡のような教会。すべてが世界遺産みたいな景色です。今でも同じように残っているのでしょうか。
映画は、その時代の風景を写すものとしても貴重だと思いました。
革命軍に追われて、街から外れて平原を横並びに馬が走るところは、圧巻です。
地獄の黙示録のヘリコプターを思い出しました。
最初からずっと最後まで、あいまい、あやふやな信頼関係ガ面白いです。誰との関係をとってみても確固たる関係がない中での駆け引きです。
最後は一番確固とした信念を持ったものの、本来手にするべき人のところの手に渡るわけですね。
でも、全体的にちょっと退屈だったかな?96分ぐらいだったと思うんだけど、もっと長く感じました。
最初から退屈な感じで最後まで行っちゃう感じです。
題名思い出すまですごく時間かかりました。
・・・というか、思い出せなかったので、「西部劇」で検索。「西部劇 メキシコ」で検索。アがついたかな?と思って、「西部劇 ア」で検索。「エ」で検索したらエルドラドが出たりして・・・「ウェスタン」でも検索。ウェスタン村が出ました。「ウェスタン メキシコ」「ウェスタン 1950年代」「ウェスタン1960年代」と、ミッションインポッシブルのイーサンハントがパスワードを探すように検索、検索。まったくでなくて。
そして、友達の言葉を手がかりにOK牧場を検索して、その俳優さんの出演作品を検索・・そしてこの作品の題名にたどり着きました。
それまで、売れる前のチャールズブロンソンがでてるといっていたのも思い出して、チャールズブロンソンも検索しましたが、当然出てきませんでした。
菅新首相「期待」59%、民主は回復 朝日新聞世論調査(朝日新聞) - goo ニュース
菅首相に何を期待しているのかまったくわかりません。
参議院選挙の作戦にまんまと引っかかってますね。
とりあえず参議院選挙で勝っておけば、後は、何をやってもかまわないという感じじゃないですかね。また鳩山のように人気が落ちたら、また次の手を打てばいいそうやって、どんどん、日本の政治の質を悪くする。
国民の政治感覚が、まだ未成熟なのかなあ・・・
菅首相に何を期待しているのかまったくわかりません。
参議院選挙の作戦にまんまと引っかかってますね。
とりあえず参議院選挙で勝っておけば、後は、何をやってもかまわないという感じじゃないですかね。また鳩山のように人気が落ちたら、また次の手を打てばいいそうやって、どんどん、日本の政治の質を悪くする。
国民の政治感覚が、まだ未成熟なのかなあ・・・
殺人狂時代 [DVD]パイオニアLDCこのアイテムの詳細を見る |
この犯人の冷静さが怖いです。ぞっとします。
人を殺すということがビジネス。と言っても殺し屋じゃないです。殺しのアマチュアなところが怖い。リストラされた銀行員。愛する妻と子どもがいる。だけど、そんな人が、平気で人を殺すようになった。そこに至る過程はわかりませんが、そこに人間の闇があるわけです。
でも、この人の場合、感情で殺してしまったわけではないんですね。あくまで冷静なんです。
逮捕され、裁判から死刑執行まで、チャップリンの素晴らしい演技がみられます。
逮捕のシーンが面白いです。まるで他人事みたいな感じが面白い。面白いと同時に、その冷静さがちょっと恐いのです。
裁判で、ここに殺人鬼がいますと指さされて、またここでも他人事で、自分を見ようと振り返る陪審員に合わせて後ろを振りむきます。ここの落ち着きぶりが、また怖い。
検察は、人並みの頭脳を持ち、普通に生きられたはずと言います。そういう人が、路頭に迷う社会だったという裏返しに聞こえました。
判決の時のスピーチ。
検察は私を全否定されたが、頭脳があることは認めてくださった。
お礼を申し上げます。
35年間、私は、正直にその頭脳を使った。
だが、その頭脳もいらないと言われた。
だからこの仕事を始めた。
大量殺人というが、世界中で行われている。
破壊兵器を製造するのは、大量殺人のためです。
罪のない女性や子供を虐殺するではないか。
しかも科学的に行っている。
大量殺人において私はアマチュアです。
だが冷静さは失いません。
すぐに頭を失うのです。
しかしながら、生命を終えるにあたって、申し上げたい。
また会いましょう。
すぐに。
すぐにです。
このスピーチが、独裁者の名スピーチと重なります。
独裁者では、独裁者への怒りや、平和への思い、民主主義と自由の思いを感情をこめて世界に訴えたわけですが…この殺人者の感情のない冷静なスピーチは、独裁者の時に熱く語ったものと対比して、そして勝ち取った社会は人間にとって、本当に自由なんだろうか、平和なんだろうか。平等なんだろうかと、訴えかけているようにも感じます。この世に未練のない、たんたんとしたそのセリフがとても重いものに感じるのです。
ひとりの殺人は悪で、戦争での殺人は正義になるという、この矛盾。
物事が成功するかどうかは、組織力だとも言っています。
この冷静で冷めた殺人者。これは、人間だれもが陥るかもしれない、人間の闇のような気がしました。
花屋さんの女の人がなんかいいです。
あと、出所したての女の人もいいです。
この人は軍需産業のえらい人と結婚して、お金持ちになりますが、これも、彼との対比で面白いです。
殺人に手を貸している人のお金で生きているわけですからね。
生きるために同じことをしているともいえるわけです。
この女の人との出会いのところ。
実験で人を殺そうとしてその人を家に誘いますが、そこで、彼女の話を聞いて、殺すのをやめます。彼は、彼女がかわいそうになったとかでやめたんじゃないですよね。あれは明らかに、自分と同じだと思ったから、やめたんですね。あのへんの気持ちの動きが面白かったです。
過ぎに会った時にはすごく冷たく対応するし。2人の関係が面白かったです。
彼女は、傍聴席から、彼の話を聞いて、何を思ったのでしょうか。
彼の家族はどうなったのでしょうか。
あと、結婚式で逃げられちゃったあの女の人はその後、どうしたのでしょうか。
人間って、心は当然読めないけれど、同時に、勝手に人の心を解釈する生き物のです。金払って、定期的に花が届いて、それで心を動かしてしまうというのは、人間の心、愛というものが、どれだけ貧弱な土台に立っているかの表れのような気もします。
人は勝手に相手の心を解釈して、信頼しちゃうんだからね、
あの女の人はいろんな意味でかわいそうでしたね。あやしいと思って、あんなに拒んでいたのに、結局だまされて、でも結果的にだまされ切らなかったという点では良かったのか。いやいや、せっかく信頼しかけた気持ちを裏切られたというのは深い傷ですよ。
菅新首相が初会見「消費税の方向性示したい」(読売新聞) - goo ニュース
鳩山の辞任は、公約違反ばっかりやっていたから当然です。菅になったからって、その公約違反の態度を変える方向になるわけではないんでしょう?民主党そのものの方針で今までやってきたんだから。
首相が変わっても、やってることが同じだったら、変わる意味がない。
その場しのぎの延命策でしかないですね。選挙が終わるまでの措置でしかない。
そうなると、この政権も、そんなに先があるわけではない。最初から大きな期待がない分、鳩山の時よりも早いかもしれないですよ。来年までもたないかもしれない。
まあ、そういう最初からダメとわかっている政権に限って、長々居座っちゃうのかもしれないけれど…
ポジション的には福田だね。
鳩山の辞任は、公約違反ばっかりやっていたから当然です。菅になったからって、その公約違反の態度を変える方向になるわけではないんでしょう?民主党そのものの方針で今までやってきたんだから。
首相が変わっても、やってることが同じだったら、変わる意味がない。
その場しのぎの延命策でしかないですね。選挙が終わるまでの措置でしかない。
そうなると、この政権も、そんなに先があるわけではない。最初から大きな期待がない分、鳩山の時よりも早いかもしれないですよ。来年までもたないかもしれない。
まあ、そういう最初からダメとわかっている政権に限って、長々居座っちゃうのかもしれないけれど…
ポジション的には福田だね。
蟹工船 [DVD]TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)このアイテムの詳細を見る |
最高です!
最初の貧乏比べ、自殺で来世に賭けるというところで思わずDVDを止めてしまいました。最後まで見ることができない。恥ずかしくて。
恥ずかしいという感情を映画で感じることができるなんて、そう簡単にできるもんじゃありません。新感覚の映画かも!
小説で感じた臭いにおいがない。じめじめした感じもない。抗菌蟹工船!!無菌蟹工船!!
きれいな工場でシャキシャキやってますみたいな感じがすばらしい。就職前に工場見学しました。って感じですばらしい。
さらに、会話の陳腐さに感動!なにも心に残らない会話の応酬は、もう、ファンタジーの世界です。
馬鹿にしたような軽い映像に監督の才能を感じさせます。
素人の劇団の芝居をみている気分にさせる、新しい試み。実験的映画です。
あの、船が沈没するところも悲しい。なにも伝わってこない。救出に行くといった直後に沈没しちゃって、意味ないじゃん!!って感じだし、何で、無線がスパークしてるのか・・・ここに、作り手のこだわりを感じます。
あの偉い人の役作りがすごい!原作が描くその立場の人間の冷酷さを消して、ありがちなチンピラ的、野獣的な役作りにして、本質的な問題を追求していないところもすばらしい。
労働者も、みんな元気で健康そうで、元気づけられます。
寒いなって言えるくらいの室内温度を保っている快適な船です。タイタニックを超えたかもしれませんね。
なにより、この映画の一番良かったところは、すぐに観るのをやめることができるので、時間の節約になるところです。
大いなる西部は3時間近く見ましたからね。
15分で終わる映画は最高ですね。映画監督の素晴らしい才能ですね。観る者を飽きさせる前に、そもそも映画に入りこませない素晴らしい映画です。役者の素晴らしい演技も、画面から観る者を遠ざけます。
汚らしい重苦しい原作をこうもあっさり、気楽に、きれいにつくリあげた素晴らしさ。最後まで見させないことにより評論をさせないという、計算されつくした作り。完璧です。素晴らしい監督に素晴らしい役者たち。素晴らしい才能たちが融合して、奇跡の超名作に仕上がっています。
素晴らしい映画に出会えて良かった。生きているって素晴らしい!
ALCATRAZZ / ALCATRAZZ - No Parole From Rock'N'Roll Tour - Live In Japan 1984.1.28 [DVD]Happinet(SB)(D)このアイテムの詳細を見る |
イングヴェイは曲と関係なくめちゃくちゃひいてる感じですが、それがまたかっこいいのです。最初は、グラハムボネットとあまり絡まないので、あまり仲良くないのかな?と、余計な心配をしましたが、後半はとても仲良くからんでいます。みんな楽しんで演奏している感じがいいですね。
グラハムボネットの声は、アルバムでもちょっと不安なところを感じましたが、ここのライブでもかなり怪しい感じです。声が弱いのかな?かなりくたびれている感じも見受けられます。ラフというのか、手抜きというのか、遊びというのかわかりませんが。
でも、楽しそうなのはいいです。
2曲目からヒロシマモナムールを持ってきたのは、後半だと声が出なくなるからかもしれません。もう、この時点で声出てない感じも。
でも、また言うけど、楽しそうなのはいいです。
ナイトゲームはずっとグラハムを追っています。
バランスを考えてですかね。イングヴェイが結構前面な感じがしてしまいます。
荒城の月を演奏してくれたり、サービス旺盛です。
ライヴ モア! [DVD]Sony Music Directこのアイテムの詳細を見る |
ジェイクEリーが在籍していたころの映像です。
罪と罰のときのライブですが、ライブにPVが付いているというよりは、ライブを削ってPV入れましたって感じです。いや、PVのためのライブなのかもしれません。
自分が生で見たころあるオジーさんは、こんなにぴょんぴょんとびはねていません。アイアンマンの2本指を突き上げるところもかなり躍動的です。ランディーローズのいたときのオジーを想像してしまいます。
ポワっと聞こえてくるキーボードの音が耳触りでした。ギターの音が小さいし。そこは結構不満があります。
どうしても気になってしまうのが、ランディーローズの曲をどのように演奏しているかです。ジェイクの昔のインタビューで、読んだことがありんですけど、ランディーローズの影というか、存在が邪魔というか、ファンもたぶんオジーも、ランディを引きずっているから、そういう中で活動するのが苦痛だったみたいなことを言っていた気がするんだけど、そういう反発なのか、いや、もっと純粋に、そんな制約がある中で自分なりの曲の解釈を表現しただけかもしれませんが、ランディをそのままはやってませんね。自分にとっては、そこは違うだろ!みたいな感覚でしたが、そういうのが、ジェイクにとっての苦痛だったんでしょうね。
そうそう、お客さんが、「ランディは永遠だ」みたいなのをかざしたりするそうです。そうすると、自分の存在意義ってなんなの?ってことになるのはたしかにわかります。
あらためてクレイジートレインを聴いて、名曲だなあ…と感心してしまいました。
鳩山首相が辞任 小沢幹事長も(朝日新聞) - goo ニュース
あれだけ国民のためと言っておきながら、国民のための政治をしてこなかった代償でしょうが・・・それでトップが替わっても、民主党自体の暴走が止まるわけではないですよね。
鳩山は確かにひどい首相かもしれないけれど、鳩山だけが悪いのではなくて、民主党という組織自体がひどいところだから。
普天間問題や国会運営など、最近は自民党以上に悪いといわれます。
政権離脱して参議院選挙の生き残りをかけた社民党、壊れ行く自民党を出て、新党を作って生き残りをかけた自民党体の人たち。民主党自体も首のすげ替えで生き残りをかけた。各党生き残りをかけたその場しのぎの参議院選挙。
もうすぐです。
あれだけ国民のためと言っておきながら、国民のための政治をしてこなかった代償でしょうが・・・それでトップが替わっても、民主党自体の暴走が止まるわけではないですよね。
鳩山は確かにひどい首相かもしれないけれど、鳩山だけが悪いのではなくて、民主党という組織自体がひどいところだから。
普天間問題や国会運営など、最近は自民党以上に悪いといわれます。
政権離脱して参議院選挙の生き残りをかけた社民党、壊れ行く自民党を出て、新党を作って生き残りをかけた自民党体の人たち。民主党自体も首のすげ替えで生き残りをかけた。各党生き残りをかけたその場しのぎの参議院選挙。
もうすぐです。