しこたまらいふ

大谷翔平と大滝詠一の生まれた岩手県奥州市で、スローライフを実践中♪ 田舎暮しや食べ物の話題。

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007)

2021-02-07 | この頃見た映画とか
      

Amazonプライムで「日日是好日」のエンドロールを終わった後、画面の下の方に希林さん関係の映画が表示されるのでクリックしてみました。この映画や小説のことは知っていたのですが、まだ見ていなかったのでした。

あらすじとか
ベストセラーとなったリリー・フランキーの自伝小説を、オキダリジョーと樹木希林の共演で映画化。

幼いボクを連れてオトンの家を出たオカンは、女手ひとつでボクを育て上げた。やがて美大に通うため上京したボクは、オカンへの罪悪感を感じながらも自堕落な日々を送ってしまう。

数年後ようやくイラストやコラムの仕事が軌道に乗り始めた頃、オカンのガンが発覚し……。監督を「さよなら、クロ」の松岡錠司、脚本を松尾スズキが手掛ける。
2007年製作/142分/日本
配給:松竹

主人公が大学時代にパチンコと麻雀に明け暮れた自堕落な生活を送っていたことに好感が持てます。私と一緒です(^^;
私と時代背景がだいたい一緒なんで、なじみやすい映画でした。

描かれているのは、樹木演ずる母親の主人公に対する無償の愛。迫真の演技に感動しました。私も主人公と同じで、父母にお金を送らせて遊んでばかりいたので、身につまされました。

オダギリジョーの物憂げで不安な雰囲気も良かったと思います。それと友情出演っぽく、小泉今日子や田中哲司、宮崎あおい等々多彩な面々がちょい役で出てくるのも面白かったです。

東京タワーが題名についていますが、夜の東京タワーの赤い色は、なにか現実離れした雰囲気を持っているので、むかし東京へ出張などで出かけると必ずホテルはタワービューをリクエストしたものです。特に夕暮れの帝国ホテル新館のプールから見えるタワーは、非日常的で大好きでした。

家でも母が脊柱管狭窄症の手術で東京の病院に1カ月入院したことがあり、その時、窓から見えたタワーならぬ富士山にとても勇気づけられたのを思い出しました。その後母は、乳がんの手術をしたり認知症になったりですが、幸いなことに健在です。本当に親というのはありがたいものですね。



 

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 庭のうぐいす おうから 山... | トップ | 醴泉 特別本醸造 玉泉堂酒造 »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
toki-tsuboneさん (しこたま)
2021-02-08 09:44:20
コメントありがとうございます。
商店街とか昭和の雰囲気でいいですよね。私も従兄が幡ヶ谷に住んでいたので、何回か行ったことがあります。懐かしい思い出です。
返信する
Unknown (toki-tsubone)
2021-02-07 21:33:10
東京タワー

いい映画でした。樹木希林さんにもっと生きてて欲しかったとも…

こちらに出てくる笹塚のボウリング場はまだ健在です。以前の職場の人たちと何度か行きました。いい感じの昭和感です。
返信する
Unknown (しこたま)
2021-02-07 16:07:10
我が母の記ですね。こんど探してみます。
返信する
我が母の記 (アナザン・スター)
2021-02-07 15:06:16
役所広司も好いですが、宮崎あおいも。
井上靖原作です。原作は全集を図書館から借りて読みました。書店では絶版です。
内容的には原作とは設定が少し違いますが、人間性での生き様は変わりません。
海に向かった母を浜辺で待つ息子、負ぶって砂浜から海を眺めるシーン。
日本の原点かも知れません。
返信する
Unknown (しこたま)
2021-02-07 14:02:36
希林さん、いい役者でしたね。コミカルな役もシリアスな役も自然体でした。もうちょっと希林さんの映画を見ようと思います。
返信する
演技じゃない (アナザン・スター)
2021-02-07 11:49:48
小林薫らの脇もよかったですね。
原作も読んでいますが、樹木希林のしていることが、撮影・演技と思わせないことに圧巻でした。
演技しているというのは、違和感があるのを感じさせない巧い女優さん。惜しまれる方です。
返信する

コメントを投稿

この頃見た映画とか」カテゴリの最新記事