書かさる 押ささる 【方言】

「動詞+ささる」。微妙に活用します。

これは、東北、北海道で使っている方言で、進学や就職で関東へ行って初めて方言と気が付く人も多いはず。

そのくらい一般的ですが、動詞によって、使ったり使わなかったりしますし、状況によって違和感があったりします。案外難しいかも。

意味としては、自分の意図しない状態になっているとか、自分の意志とは関係なしにその状態になっていることを表します。

【用例】

１　ありゃ、このボールペン書かさらない。（あれ、このボールペン書けなくなってます。）

２　しゃねでらっけ、ボダン押ささってらったで。（知らないうちに、ボタンが押されてました。）

３　休みになっと、競馬場さ、行がさるおや。（お休みになると、競馬場に行ってしまいます。）

 

おらも大吟醸など、家（え）さあっと、うんと飲まさるっけおな

 

	ラジオ体操第1 ご当地版
	【←ご当地版は、かなり馴染みそう】
	日本コロムビア