時、うつろいやすく

日常のたわいもない話…
だったのが、最近は写真一色になりつつある。

『3時10分、決断のとき』

2011-10-09 17:41:35 | 映画・海外ドラマ


最近、どちらかというと社会派映画の多かったラッセル。
演技力があるゆえいろんな役を演じたいのは分かるが、
50歳までは肉体派でいてくれ。
この映画見てつくづくそう思った。
あんたこういう役やらせたら最高だぜ。
ラスト、震えがくるくらいに衝撃受けたよ。
カッコよすぎるぜ、ラッセル・クロウ。

★★★★
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『ザ・ロード』

2011-10-09 00:01:32 | 映画・海外ドラマ


WOWOWにて観賞。
原作小説は読んでいた。
読む前にすでに映画の配役は分かっていたので、役者の顔を想像して
小説を読むことができた。
これは映画を観るにあたってひじょうに分かりやすかった。
当たり前だが、違和感なく配役を受け入れられるのだ。
しかもこの映画、ストーリー、情景についても見事に映像化している。
まったく小説との違和感を感じずに観賞できる。
というより、小説の挿絵みたいな感覚で映画が観れた。
小説の映画化というと無残なくらいに駄作化してしまうケースが多い。
『ザ・ロード』に関してはある部分小説を上回っているとすらいえる。
小説は文学的な装飾が多く、それが作品を一層重苦しいものにしていた。
映画はそこまでの再現にはこだわっていなかった。
一貫して沈痛な暗澹とした場面は続くが小説ほどの気の滅入りはない。
エンターテーメントとしては完全に映画の勝利といえよう。
最後、少しうるるときてしまったが、小説ではそこまでの高まりはなかった。
それにしても、ラストの救済の男。
配役を先に知っていたから分かったものの、あれがガイ・ピアーズだとは・・
わかっていてもほんとにそうかと疑ってしまったくらいだ。
歯が変わると人間はすごく変貌してしまうのね。
この映画、メイキャップのリアルさにも注目である。

★★★
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