浦沢直樹×手塚治虫の『PLUTO』6.7.8巻を読んだ。
5巻を読んで3年近くが経過する。
浦沢漫画は伏線の構成が緻密である。
時を置いていきなり続きを読んでもさっぱり分からなかった。
ほとんど忘れてしまっていた。
アトムはお茶の水博士が作ったと思っていたくらいだ。
天馬博士がアトムを作ったことをすっかり忘れていた。
本来なら1巻から読み直すべきだが1.2巻が行方不明になっていた。
仕方なく3巻から読み直すことにした。
うん、面白い。
前半も面白かったが後半も面白い。
原案のアトムもこんなに面白かったのだろうかと疑ってしまう。
想像するに、これはほとんどが浦沢アトムではないだろうか。
浦沢ワールド一色に染まっているような気がする。
さて、読み終わった感想はというと、
ニヤリ。
大満足である。
画力もいうことなし。
しかし、あとでアマゾンの読者書評を読んだが思ったほど点はよくなかった。
難解すぎるとか、単純すぎるとか、いいたい放題である。
何の世界のそうだがユーザーの感覚ほどデタラメなものはない。
こやつらがいい加減なことを主張するから「つげ義春」はペンを置いてしまったんだ。
つげ義春の質素な貧乏路線、私は大好きだったのに。
前衛を好むマニア連中が批判しなかったらもっと貧乏路線は続いていたと思うのに。
話があらぬ方にいってしまった。
『PLUTO』に戻そう。
これ映画化の話もあるようだが、映画化となると浦沢ワールドはちとややこしい。
もう少し単純化すべきだと思う。
アニメで行くのか実写で行くのか知らないが後者なら絶対日本では作らないこと。
手塚治虫から浦沢直樹に受け継がれた名作『PLUTO』が台無しになってしまう。