ひたすら長い。
セリフが長い。
起伏がない。
堪え性のない私は当然だれる。
うとうとを何度か繰り返しているうちに、はたと気づく。
ドラマの長い時間経過の中で子役が変わっていない。
主人公の成長に応じて似た役者を選んでいるのではない。
6歳の主人公が大人へと成長していく過程でみな同じ役者が演じている。
ざっと12年間に渡ってそれが続く。
長いスパンのテレビドラマなら分かる。
続編のない2時間の映画でそれをやってのけるとは驚きだ。
12年間延々撮影し続けないと完成しえない映画なのだから。
★★★