単純に面白い。
ただ、良くも悪くもCGの産物である。
CGなくしては作れないスペクタルではあるがCGはあくまでもCG。
実物の生々しさとは依然として開きがある。
『ジョーズ』の生きた海と比較すればわかる。
CGは劇的ではあるが生命が宿っていない。
風にも海にもクジラにも活力が宿っていない。
心のないリアルである。
その一方で、CGは何でもできる。
という推量で役者の激ヤセまでCGの産物と思ってしまう。
後で知ったが、主役のクリス・ヘムズワースは本当にゲッソリ痩せていた。
★★★☆