「全世界1500万部のベストセラー」に騙された。
アマゾンの好レビューを信じて五巻まとめ買いした。
三巻読んでリタンアした。
三文小説とはいえ、たしかに作者は読者を惹きつけるツボを心得ている。
計算高いという点ではバカではない。
如実にバカなのは小説の中の登場人物たちである。
敵もバカなら見方もバカぞろい。
何百年も生き続けているエリート吸血鬼にも関わらず、その言動は街の
ゴロツキなみに粗暴で短絡的で浅はかである。
こんなガサツなやからの恋愛劇に熱狂する人の気が知れない。
と、いいつつも、ちょっとだけ引き込まれてしまう自分がいる。
人をバカ呼ばわりする資格はない。
『黒き戦士の恋人』★★★
『永遠なる時の恋人』★★☆~★★★
『運命を告げる恋人』★☆