疲れているときや、頭痛のときや、眠いときには見ない方がいい。
前半とっつきにくい。
とりとめのないセリフにゲンナリしてしまう。
我慢しきれずに10分ほど寝てしまった。
ただし、後半は嘘のように面白い。
★★~★★★☆
疲れているときや、頭痛のときや、眠いときには見ない方がいい。
前半とっつきにくい。
とりとめのないセリフにゲンナリしてしまう。
我慢しきれずに10分ほど寝てしまった。
ただし、後半は嘘のように面白い。
★★~★★★☆
評判の全8巻をまとめ買いする。
キッチリと箱詰めにされて送られてくる。
箱を開き、一番上の本を取り出して読む。
一目、絵が幼い。
何ページか読んでみる。
「山荘」を「山そう」と書いているあたり子ども向けなのだろうか。
始まりはいたって他愛もない。
ところが20ページあたりから急に難解になる。
本格ミテスリー小説なみに手が込んでいることが読み取れる。
こらハードだ。
のっけからこんなんでみんな話についていけるのだろうか。
ハードル高いぞ。
読み進めるほどになにがなにやら分からなくなっていく。
綿密なカラクリがあることはなんとなく分かるが筋書きが読めない。
私がボケ始めたのか世間が賢いのかどんどん引き離されていく。
本の中ほどまで読んでようやく疑念が生じる。
ここまで難解なはずがない。
読んでいる本をパタッと閉じて表紙のタイトルを見る。
「8」
最終巻を読んでいた。
韓国映画。
日本映画はここまで度を越えた狂気は描けない。
単に面白さだけでいうならもっと高い評価もできる。
ただし、最近の韓国犯罪映画ではこれがレギュラークラスの狂気である。
パターン化された狂気に、見る側も耐性が付きつつある。
★★★
20年後の自分に重ね合わせる。
50年前の事件を引きずる爺さんはそのまま自分に置き換えることができる。
一過性とはいえ、おそらく、きっと、私もこの爺さんのようになるだろう。
では、爺さんの50年前の事件に徐々に翻弄されていく婆さんの方はどうか。
20年後のオカンならどう反応するだろうか。
隠し事とはいえ50年。
おそらく、きっと、老いたオカンの神経にはチクリとも刺さらないだろう。
結婚前のことでもある。
センチメンタルの欠落した女にはいまさらどうでもいいこと。
詮索する気にもならないわ~
に、なると思う。
★★★~★★★☆
待望のシーズン7後半戦スタート。
見続けている者にとっては相変わらず面白いが、第9話はやや大味に感じた。
たとえば、二台の車につないだワイヤーでゾンビの大群を一掃するあたり。
いくらなんでも無理がある。
10tトラックなら分かるが乗用車にはそんなパワーはない。
ほかにも疑問はあるがそれ以上はいわない。
それよりも、終わり間際のリックの笑顔が非常に気になる。
リックは誰を見て笑っているのか。
予想1、火傷の男ドワイト。
予想2、過去の誰か。
予想3、見知らぬ誰か。
予想4、死んだはずのグレン。
リックの目線の先にいた男(女)は誰なのか。
その男(女)は顔をフードとマスクで覆って右目しか見せていない。
そこで浮かび上がってくるのがドワイトとグレンだ。
ドワイトは顔の左半分が火傷を負っている。
グレンは左目を爆裂している。
どちらとも匂わせではあるが、グレンは原作でも死ぬことになっている。
可能性があるのはドワイトの方だ。
ドワイトの内に秘めたニーガンへの憎しみは大きい。
いつかはニーガンを裏切ることが予想できる。
ただ、リックとドワイトはたいした面識はない。
この邂逅の真意も分からない状態でニックはここまで満面の笑みを浮かべるだろうか。
しかも、彼にはドワイトとニーガンの内情は分からない。
ドワイトが裏切る可能性も知り得てない。
では、誰なのか。
過去の誰かなのか。
私は『ウォーキング・デッド 』を全話見ているが心当たりがない。
過去にリックと別れたある程度影響力のある登場人物が見当たらない。
リックとの別れはほとんどが「死に別れ」になる。
では、ドラマ以前のリックの顔見知りとか。
しかし、これだとインパクトが弱い。
肩透かしもいいところだ。
ならば、初登場の見知らぬ誰か。
リックのカンと希望的観測による勝算の笑みなのか。
このグループと組めば大きな戦力となる。
当然相手側も無条件で「打倒ニーガン」でリックとの共闘を望んでいる。
と、勝手に思い込んでの喜びの笑みなのか。
それにしてはいきなりくだけすぎだろ。
やっぱ、ドワイト説が正しいのかな。
ダリルを逃がした謎の人物とも結びつくし。
~~~
その後、風呂に入り、録画した第9話の要所を見直す。
分かったことがある。
正体は女だった。
やや赤毛のロングヘヤーが見えている。
いまのところそれ以上は分からない。
★★★~★★★☆
その正体はデイナ。
海外のごく普通の人の予想による。
にわかに信じがたい推理だが考えてみればなるほど彼女なら辻褄があう。
髪の色と長さ、目の大きさが一致する。
日ごろからひとりゲートを抜け出してはコソコソやっていた。
彼女は以前から別のグループとの交流があったのだ。
これで決まりでしょう。
たまにこういうふうに重ね置きされているスリッパを見かける。
スリッパの汚い面とスリッパの内側が重なり合っている。
汚れた尻の穴に口を付けて寝るようなものである。
思いっきりやられた。
散々引きずり回された挙句に最後ガッーーーンととどめの一発を食らう。
久々にスゴイと思える映画に出会った。
賛否はあるだろうが私は肯定する。
こういう狂気もあってよし。
この世には常軌を逸脱しなければ達し得ない「極み」があると信じる。
★★★★~★★★★☆
単純に面白い。
ただ、良くも悪くもCGの産物である。
CGなくしては作れないスペクタルではあるがCGはあくまでもCG。
実物の生々しさとは依然として開きがある。
『ジョーズ』の生きた海と比較すればわかる。
CGは劇的ではあるが生命が宿っていない。
風にも海にもクジラにも活力が宿っていない。
心のないリアルである。
その一方で、CGは何でもできる。
という推量で役者の激ヤセまでCGの産物と思ってしまう。
後で知ったが、主役のクリス・ヘムズワースは本当にゲッソリ痩せていた。
★★★☆