10年前に三岐鉄道三岐線 伊勢治田駅で留置されている旧秩父鉄道のデキ200形を撮りました。
1枚目は、伊勢治田駅構内で留置されている手前はデキ203(旧秩父鉄道デキ203)、奥側はデキ202(旧秩父鉄道デキ202)です。
2枚目は引いて撮りましたが、伊勢治田駅構内でデキ203(旧秩父鉄道デキ203)を先頭に留置されている車両群です。
昨日はクモハ607(旧西武クモハ557)を先頭に留置されている旧西武の車両群を紹介しましたが、逆側から撮りました。
デキ200形は、1963年に秩父鉄道デキ200形としてデキ201~203の3両が登場しました。
それまで貨物輸送の主力として活躍していた50t級電気機関車のデキ100形の基本的構成は踏襲されています。
しかし、列車牽き出し時の空転防止を目的とした設計変更が行われた結果、台車の粘着性能に優れて、重量鉱石列車牽引の主力として運用されました。
一方、保守が面倒で軌道負担が大きいという課題もあり、秩父鉄道の貨物輸送量の減少に伴いデキ200形は早い時期に淘汰の対象となりました。
2000年にデキ202、203の2両が三岐鉄道に譲渡され、秩父鉄道の塗装のまま運用を始めました。
デキ200形は重連総括制御装置、ATSを装備していなかったため、主に東藤原駅の太平洋セメント東藤原工場内の入換用に使用されました。
中部国際空港の建設用埋立土砂輸送の終了後は電気機関車に余裕ができたこともあって休車状態になり、この年の3月に引退して伊勢治田駅に留置され、2013年に解体されました。
1枚目は、伊勢治田駅構内で留置されている手前はデキ203(旧秩父鉄道デキ203)、奥側はデキ202(旧秩父鉄道デキ202)です。
2枚目は引いて撮りましたが、伊勢治田駅構内でデキ203(旧秩父鉄道デキ203)を先頭に留置されている車両群です。
昨日はクモハ607(旧西武クモハ557)を先頭に留置されている旧西武の車両群を紹介しましたが、逆側から撮りました。
デキ200形は、1963年に秩父鉄道デキ200形としてデキ201~203の3両が登場しました。
それまで貨物輸送の主力として活躍していた50t級電気機関車のデキ100形の基本的構成は踏襲されています。
しかし、列車牽き出し時の空転防止を目的とした設計変更が行われた結果、台車の粘着性能に優れて、重量鉱石列車牽引の主力として運用されました。
一方、保守が面倒で軌道負担が大きいという課題もあり、秩父鉄道の貨物輸送量の減少に伴いデキ200形は早い時期に淘汰の対象となりました。
2000年にデキ202、203の2両が三岐鉄道に譲渡され、秩父鉄道の塗装のまま運用を始めました。
デキ200形は重連総括制御装置、ATSを装備していなかったため、主に東藤原駅の太平洋セメント東藤原工場内の入換用に使用されました。
中部国際空港の建設用埋立土砂輸送の終了後は電気機関車に余裕ができたこともあって休車状態になり、この年の3月に引退して伊勢治田駅に留置され、2013年に解体されました。