撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

養老鉄道 美濃山崎(2023.1.9) 旧近鉄 621F 普通 大垣行き

2023年01月11日 23時57分02秒 | 四日市あすなろう鉄道、三岐鉄道、養老鉄道、伊賀鉄道
1/9に養老鉄道 美濃山崎駅で旧近鉄の620系を撮りました。
1枚目は、美濃山崎駅に差し掛かるク521(旧近鉄ク6101)の普通 大垣行きです。



2枚目は後追いで、美濃山崎駅を出発するモ621(旧近鉄モ6011)です。



この日は早朝から養老鉄道に出掛けて、まずは美濃山崎駅で撮りました。
養老鉄道は2007年2月に第二種鉄道事業者として設立され、10月から第三種鉄道事業者として線路などの施設や車両を保有している近鉄から貸与を受けて列車の運行を開始しています。
2018年には新事業形態(公有民営方式)への移行により、養老線管理機構が第三種鉄道事業者、養老鉄道が第二種鉄道事業者になりました。

620系は南大阪線で運用されていた6000系の4編成が621F~624Fと改番されて、1992~93年に養老線に転属して運用を開始しました。
2004年に622Fが引退後、3編成は2007年の養老鉄道への移管以降も運用を続けていました。
2019年に623Fも引退し、621F、624Fの2編成が現在も活躍しています。

6000系は1963年~以降に新ラビットカーとして南大阪線に登場しましたが、1968年から塗装合理化により近鉄マルーン単色に塗り替えられ、ラビットマークも取り外されました。
ラビットカーのままだったら兎年に相応しかったのですが、残念でした。
621Fは養老線の近代化のため、1992年に高性能車としては初めて養老線に転属し、養老線で初の冷房車となりました。
近鉄時代に赤白ツートン色に変更されていましたが、現在の養老鉄道では近鉄マルーン単色に復活しています。
本家の近鉄では近鉄マルーン単色塗装は在籍していないので、養老鉄道の近鉄マルーン単色を見ると懐かしい気持ちになります。