友人がLyonで家族と休暇を過ごしていると言うので出かける。既にバカンスシーズンに入っているからなのか、普通の航空会社のチケットは安い会社(BA)でも往復で約£600(=150000円!!)。これらの会社はWindsorからは程近いHeathrow空港を利用しているため、魅力的ではあるけれど、Heathrow空港へもタクシーを利用すると約20分の道のりが£60(=15000円!?)とこれまたすごいので、Stansted空港を利用する格安航空券(それでも約£330(=82500円)、空港への往復代£31.5)+一泊でLyonへ出かけることにした。
Stansted空港へは、Windsorからは
①Windosor→London Paddington、
②Paddington→Liverpool Street、
③Liverpool Street→Stansted airport
とそれだけで一仕事(約3時間)。無事空港に着いたものの、Check in counterが大変なことになっていた。Easyjetは座席指定をしないなど徹底的に省力化を図っているはずなのに、それでも十分な人員配置をしていないからなのかCheck inがひどい。ものすごい列になっている。どこ行きがどのカウンターなのか分からない。どうやったらこれほど効率の悪いCheck inが出来るのだろう。運の悪い人はおそらく2時間は待つのだろう(私は運よく隣で開放されたカウンターで30分弱待つだけでcheck inできた)。お年寄り、体の弱い人などは辛いだろうに。。。
ようやく搭乗、と思いきや、搭乗口が変わる変わる。11番→7番→1番。11番のカウンターで7番だと言われるので行ってみると、列が出来ていたので、そこに並ぶと、どうも聞きなれない言葉と少し濃い目の顔、顔。「Lyon行きですか」と尋ねると、まずは「英語は分かりません」、ついで別の人が「イスタンブール行きです」。飛んでイスタ~ンブ~ル(古い!!)、エキゾチックな響きだ。イギリスに居ると、いろいろな異国が近く感じられる。
諦めてそのあたりを歩いていた係員に聞くと1番のあたりで待っていろと言われる。結局、1番から搭乗。1時間位遅れてLyonに到着。友人が空港まで迎えに来てくれて無事市内へ。
翌日のLyonからの道のりはさらに遠かった。空港に着いた頃、雨が激しくなり、空港閉鎖か?といやな予感。空港は閉鎖されなかったものの、今度はセキュリティチェックを待つ列が長い。どう考えても搭乗時間に間に合わないが、同じDestinationの客が近くに何名も居ることが分かっていたので、小説を読みながら順番を待つ。結局これも別の入り口を開けてもらうこととなった。しかし、勿論その搭乗口からは予定の搭乗口へはアクセスできず、係員にまるでツアー客のように先導されて搭乗口へ移動。ようやく飛行機に乗り込める、と言う段階で既に1時間以上は遅れている。
さて、ようやく機内に落ち着くが、ここでまた順番待ち。結局飛行機に乗り込むと条件反射で眠ってしまう私が、一眠りしておきてもまだ滑走路の上。暫くして飛び立つが、予定離陸時間より2時間以上遅れていた。パイロットは「全速力で行きます」とか言っていたけれど、結局2時間遅れてLondon到着。行きと逆の経路を経て、Windsorに着いたときにはもう22時半。
なんと長い一日だったのだろう、特に飛行場についてからが長かった。もしここから再びLyonに行くことがあれば、例え片道6-7時間かかるとはいえ、ユーロスター&TGVにしよう。こんなに待ち時間は発生しないだろう。待てない私には何とも辛い道のりだった。